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その資産の長期的な価値は人口動態で決まる

個人の資産管理において金融資産と並んで重要な資産の1つ「不動産」の長期的な価値は読みにくいって思うかも知れへんけど、だいたい読めるねん。

まずは不動産の価値を「土地」と「建物」に分けて考えるとええ。戸建ては土地の時価がわかるから、分けて考えやすいな。マンションの場合ざっくり半々で考えてもええけど、都心に近い物件は土地の価値をやや高めに見積もる感じかな。

そんでな、日本国内の不動産における「建物」の価値は30年〜50年でゼロになる・・とまでは言わへんとしても、最終的に500〜1000万円前後の評価額までは落ちていくと覚悟しとき。

「土地」の部分の長期的な価値は、人口動態に比例すると考えておくのが妥当やな。30年後をイメージして、人口が半分になる地域の不動産は半値、人口が横ばいの地域の不動産は価格も横ばい、人口が2割増しの地域の不動産は価格も2割増しになると想定しとき。

これくらいのざっくりした理屈を頭に入れておくだけでも、多くの個人にとって大切な資産の1つである不動産の長期的な価値をあまりにも過大評価し過ぎたり過小評価し過ぎたりして極端に判断を誤ることはないと思うで。

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