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MBSのお仕事とは?

皆さんこんにちは!片岡です。
三ッ輪ビジネスソリューションズ(以下MBS)を立ち上げてからもう3期目になります。
立ち上げ当初からコロナに見舞われましたが、あっという間の3年間でした。

■MBSのイメージと目指すもの

MBSの事業内容を端的に一言で説明すると「エネルギーソリューション事業」と表記することが多いのですが、皆さんどのような事業をイメージされますか?
色々な意見があり、正直驚かされることもあります(笑)
人のイメージって面白いですね。
多い順にまとめると、

①営業特化型・・・・・どんなジャンルにも強い営業力のあるイメージ
②全方位型仕入・・・・何でも仕入れることができるんじゃないか?というイメージ
③新規サービス構築・・今までにない新たなサービスを創り出すイメージ
④現場第一主義・・・・業者任せではなく、自ら施工し課題を解決するイメージ

このような意見が多かったです。傭兵部隊とか、色々な意見もありましたが…(笑)

上記のイメージは、いずれもあながち間違いではないです。
社内インタビューでもお話したことがあるのですが、当社は“お客様にとってドラえもんのような存在でありたい”と思っています

なぜか?を話すと長くなるので今回は割愛し、営業についてお話したいと思います。
私も一端の営業マンです。
コンサルタントやマーケターといった華々しく思われる職業と比較して、営業を敬遠される方も多くなってきたな、と残念に感じることも少なくない今日この頃です。
ですが!実は多くの業界で活躍している営業マンって、コンサルタントなれる資質や、マーケティングのスキルを自然に兼ね備えている方が多いんです。
私はまだまだですけどネ…

■ドラえもんの凄さって?

テレビでドラえもんを見た事がある方はご存知かと思いますが、ある程度話のパターンが決まってますよね。

①のび太君になにかしらのお困りごとが発生する
②ドラえもんに相談する
③お困りごとを解決する道具を出す
④のび太君大喜び!

というストーリーが多いと思います。

ここでクエスチョン!
皆さんは“ドラえもんの凄さ”はどこだと感じますか??
  
実はこの質問について何人かの経営者と真剣に話をしたことがあるのですが、経営者の皆さんからは“お困りごとを解決する適切な道具を出したこと”という回答が多いです。

確かにそれもその通り!ですが私は、“これから起こりうるであろうお困りごとを予測して、道具を既に作ってあること”もかなりすごいのではないかと思っています。
相手から事前に得た情報をもとに適切な道具を提供することは確かに大切ですが…近い将来AIに持って行かれそうな感じがムンムンします(笑)

過去データからからの予測はAIでも可能ですが、未来を予想すること(そのようなAIもあるとは言われていますが)は、まだ人間に優位性があります。
お客様から“価格”ではなく“価値”で選ばれることは営業マンにとって非常に大切な要素です。

ドラえもんのストーリーをビジネスに置き換えて分解すると、こんな感じでしょうか。

 ・これから起こりうるであろうお困りごとを予測 ⇒ マーケティング
 ・道具を既に作ってある ⇒ マーケティング結果に即した解決案の準備
 ・適切なタイミングで価値提供 ⇒ コンサルティング

アニメの話でしょ?と思わずに、当社では各業界に対して予測を立てて、他社よりスピード感をもって先に動けるか?ということを大切にしています。

■現状と予測と結果

具体的な事例を少しお話します。

【現状】
コロナの影響による世界中での半導体不足・鉱物高騰・エネルギー高騰などが原因で、“売る商品がない”という現象が未だに続いています。
LED、給湯器、高圧ケーブル関連など、いろいろな工事がストップしてしまいました。
(弊社も影響を受けています…。)
 
【予測】
コロナ禍の外出規制により室内で過ごす時間が増えたことで、個人ならば家庭用品・法人ならば省エネ対策などにキャッシュを使う傾向が高くなるのではないか。
※他にも色々ありますが、長くなるので割愛(笑)
  
① 個人向け家庭用品 
 ⇒室内で使うものを中心に、目で見て判断でき、在庫が潤沢にある商品を選定

② 法人向け省エネソリューション
 ⇒コロナの影響で生産設備を止めざるを得ない状況下だからこそ実施できるソリューションの選定
   
【結果】
① 個人向け家庭用品
 ⇒家庭用蓄電池への早急なシフト(現在は半導体不足によりパワコンが品薄ですが、早い動きが吉と出たケース)
 ⇒ナノバブルシャワーヘッド販売(省エネだけでなく、QOLも向上。広告効果で販売促進できた事例ですね)

② 法人向け省エネソリューション
 ⇒屋根の遮熱塗装(生産設備が止まった分施工しやすいだけでなく、工場が止まった影響で生産用の塗料が大量に余り、コスト面にもメリット)
 ⇒設備の遮熱(当時潤沢にあったアルミ材を用いて、設備休止中に施工)

上記は、コロナ禍で当社が提供したソリューションの一例です。

メーカーではないためドラえもんのような商品開発は出来ていませんが、各業界には“コロナだからこそできること”が沢山埋まっていることを教えられました。

またコロナ禍では緊急対応が非常に多く、「MBSって一体何屋なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそれでよいと思っています。
社員も多種多様な人材を採用しており、エネルギー業界だけでなく、それぞれが不動産や食品バイヤーの経験者等、様々な業界でのキャリアを持っています。

一つの業界に特化するすばらしさもありますが、専門性が高いが故にガラパゴス化しているケースも意外に多い為、他業種経験者の意見はとても貴重です。

まだまだコロナ終息までには時間がかかり、世界情勢的にも何が起こるか分からないのが現状ですが、どんな状態になっても生き残れるような組織形態を作っていきたいとも思ってます
残念ながら真のドラえもんにはまだまだ程遠いですが、メンバーの力を合わせて、日々新しいことを勉強・吸収していくのが弊社の仕事です。

結果、“MBS=何でも屋”ですね。(笑)
少しでも事業内容について伝われば幸いです。
ホームページにも様々な導入・施工事例を掲載していますので、ぜひご覧になってみてください!

●前回の記事

片岡雅典(かたおか・まさのり)
他業界で営業・IR・PRなどを経験した後、2016年に三ッ輪産業に入社。経営戦略部で、新規事業開拓、LPガスや電気事業のさらなるシェア拡大のための新規サービス立案などを担当する。2019年10月、省エネ・防災などにかかわる新規ソリューションを手がける株式会社三ッ輪ビジネスソリューションズを社内ベンチャー企業として法人化し、同社の代表取締役社長に就任。

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