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次の100年も、地域のくらしを支える事業者として。三ッ輪ホールディングスグループが新たな未来へ向けてリブランディングを実施。

こんにちは。三ッ輪ホールディングスグループ広報の加藤です。
当社グループは1940年に横浜で練炭・石炭の製造販売事業者として創業し、来年、創業85周年という大きな節目を迎えます。
この長い歴史の中、私たちは多くの方々に支えられ、地域とともに歩んできました。
一貫しているのは「くらしを支え、地域に根ざす」という姿勢です。節目を迎える今、これまで築いてきた信頼や価値を大切にしながら、新しい時代に向けてさらなる挑戦を続けていくため、リブランディングプロジェクトに取り組むこととなりました。
次の100年に向けて、地域の未来をともに創り上げていくという私たちの決意を、言葉やビジュアルに込め改めて可視化することを目指したプロジェクト。
今回の記事では、その背景や目的、そこに込めた思い、そして私たちがこれから目指す姿について、広報視点でお話します。
当社グループを少しでも皆さまに身近に感じていただければうれしいです。ぜひ、最後までお付き合いください!


多様化する事業と、求められる結束力

1940年に創業した三ッ輪ホールディングスグループは、歴史の変遷とともに商材を変えながら、地域社会に安全・安心なエネルギーを届けてきました。近年ではエネルギー供給の枠を超え、自治体とのアライアンスによって自然資源の保全や脱炭素などの課題解決に資する事業の創出にも取り組むなど、より多くの価値あるサービスを地域に届けるべく、日々挑戦を積み重ねています。
しかし、事業領域の拡大と多様化に伴い、「社員にとって『自分の仕事がグループ全体の取り組みとどう繋がっているのか』を実感しづらくなっているのではないか」「『三ッ輪ホールディングスとはどんな企業グループなのか』が正しく伝わっていないのではないか」という懸念がありました。
広報としても、グループ全体の動きにもっと興味を持ってもらうにはどうしたらいいのか、悩むシーンが少なくなかったと感じています。

いま当社グループが生み出している事業やサービスは、社員一人ひとりの力があってこそ実現できているもの。そのことを社員が実感し、自分の役割に誇りを持ってほしい。また、多様化する取り組みを整理することで企業や自治体などのパートナーにも三ッ輪ホールディングスの目指す姿を正しく伝え、同じ志をもつ仲間との出会いの一助にしたい。
そのためには、グループの魅力や目指す姿を改めて可視化し、当社グループに関わるすべての人たちと思いを共有するための共通の指針が必要だと考えました。そこで「ステートメント」「ロゴ」「ウェブサイト」「パンフレット」などをリニューアルするプロジェクトを行うことになったのです。

ステートメントとロゴに込められた思い

コーポレートステートメントは、「くらしを支える、今日も未来も。」

今回開発したステートメントは、「くらしを支える、今日も未来も。」というメインのメッセージのほかに、グループを表現する下記の6つの要素で構成されています。

ミッション:私たちの使命であり、存在意義。企業として進むべき方向を示す指針となるもの。
目指す姿:事業を拡大する中で、私たちが目指すべき姿。
コアバリュー:お客さまや社会に対して、私たちが提供する本質的な価値。
私たちの姿勢:新規事業や社会課題解決に取り組む際の、三ッ輪ホールディングスらしい個性。
企業カルチャー:私たちに根付くDNA。
人材の多様性:私たちの強みであり、財産のひとつである「多様性」について。

繰り返しになりますが、創業以来当社グループは「地域」と密接に関わり、支えられてきました。都市部・地方に関わらず、「地域」には人々や企業、そこに関わる人たちが営む「くらし」があります。

我々がグループ一丸となって創出している事業やサービス、そのために日々行っている業務は、形は違えどすべて「地域」にいる人や企業の「くらし」をゆたかに、かつ持続可能にする取り組みであることを表現し、社内外に伝えられたらと考えました。

ステートメントの核となるのは、「地域社会をよりゆたかに。」という私たちのミッションです。これまでの歴史を次の世代につなげ、未来に向けて地域のくらしを支え続ける。ステートメントの開発を通じて、私たちの使命を改めて再確認することができました。

ステートメントについて、詳しくはこちらのページでご確認ください。https://mhdg.mhdg.co.jp/statement/

歴史を継承し、未来への挑戦を象徴するロゴ

新しいグループロゴにも、三ッ輪ホールディングスグループの核となる想いが込められています。使われている3色のうち、旧ロゴマークにも使われていた赤色は、私たちが長年のあいだ地域とともに紡いできたエネルギー事業を。緑色は、これからの地域社会をよりゆたかにする事業を。そして水色は、未来に向けて新たな価値を創り出していく事業をそれぞれ表しています。
また、三つの輪が隣り合うデザインは、「お客さま」「社員」「企業や自治体などのパートナー」が繋がり、共に未来を創造する関係性も表現しています。従来の垂直なロゴマークに動きを感じさせる角度を加えることで、「ヒトのちから」によってビジネスが前進し、進化していくダイナミズムが感じられるデザインになりました。

創業以来、大切に使われてきた「三つの輪」のデザインを踏襲することで、これまでの歩みを大切にしながらも、未来へ向けて挑戦を続ける姿勢を象徴する形にアップデートしています。
創業者の言葉である「信頼と創造」を体現し、歴史の重みと未来への意志が同居するグループの個性を感じていただけたらうれしいです。

グループ社員に共通する「くらし」への想い

今回ステートメントを開発するにあたり、若手社員から役員まで、グループに所属するさまざまなメンバーにインタビューを行いました。それぞれが感じるグループの強みや魅力、個性を深く掘り下げていく中で、多くの社員が共通して「くらし」や「地域」に対して強い想いを抱いていること。またその想いこそが、私たちの仕事を動かす原動力であり、グループの核となる価値観であることを再認識しました。
新しいステートメントには、社員一人ひとりの情熱や誇りを反映しています。このリブランディングが社員の心を一つにし、グループとしての結束をより強めるきっかけとなることを願うとともに、広報として「地域のくらし」を支え続けるという私たちの姿勢を社外にもしっかりと伝えていきたいという思いを新たにしています。

さいごに

「地域社会をよりゆたかに」というミッションに込めた思い。それは、単に地域で事業を展開するということではありません。私たちが目指すのは、地域の課題に正面から向き合い、ともに考え、解決策を見つけ、未来を共に築いていくことです。
このステートメントをただ言葉として伝えるだけではなく、グループの全員に共通する決意として浸透させることも、広報の重要な仕事の一つだと思っています。
今回大切にしたかったのは、経営層の視点だけではなく、現場で日々奮闘する社員たちの声をできる限り拾い上げ、想いを紡ぐこと。
日々の仕事はそれぞれ異なりますが、目指すのは「地域のくらしをゆたかにする」という共通のビジョンです。このステートメントが社員やステークホルダーをひとつにつなぎ、私たちの力を未来に導く灯火となることを願っています。
この記事をきっかけに当社グループに興味を持ってくださった方は、ぜひウェブサイトをご覧ください!





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