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おりも みか
2019年4月22日 16:06
1時半、もう1つのLDRから声が聞こえた。赤ちゃんが生まれたみたい。お母さん結構叫んでたな。でも結構短時間だったのかな……羨ましい……。こちらはウトウトしながら、陣痛に耐えている。ちょっと呼吸気をつけないとかな……レベルだけど、まだまだだよね……これ……。夫が戻ってきて、お布団もってきてソファで寝てる。私は一体何時になるのだろう……ついにてっぺんを超え、日付が変わった。陣痛をやり過ごしながら
2019年4月19日 09:50
母が来たので、娘を連れて家に帰ってもらうことにした。夫は引き続き私に付き添ってもらった。今回もまた立ち会ってもらうつもりである。ふとここで気付いたことがある。今回予定日は2月1週目であった。だが一人目も38週で生まれているのもあり、1月中に生まれそうな気がしていた。私が好きなキャラクターの誕生日が1月末にあるので、もしかしたらその日になったりして…というオタク的発想が浮かんだ。オタク
2019年3月26日 10:51
翌朝、普通に起きた。お腹も痛くない。やはり前駆陣痛だったようだ。……と、ここからは当時私がリアルタイムで残していた日記を太字で記していきたい。 10時半、お昼ごはんにベーグル作ってたら、破水したかも…?なんかちょろちょろと出てる気がする。とりあえず病院に連絡。弁解させてほしい。なんで陣痛が来そうな時にパンなんか作ってるんだと。ベーグルはほとんど発酵させないパンなのだ。なので1時間
2019年3月14日 13:58
検診の翌日は土曜日。我が家の夫は土日休みなので、何としても土日の間に陣痛が来てもらいたい。近所に祖父母はいないし頼れる人もいない。私と1歳の娘二人だけの時に陣痛が来てしまったら困る。そこで私は知る限りのジンクスを試してみることにした。とはいえ知っているのは二個だけだ。焼肉を食べる。そしてオロナミンCを飲む、である。まずは行きつけの焼肉屋さんに行き、ランチで焼肉を食べた。ドライ
2019年1月24日 14:02
ふと気がついたら、外がうっすら明るくなっていた。短時間でも眠れたらしい。時計を見ると5時半過ぎ。あと30分で朝食が来る…頭の中はとにかく「お腹空いた」であった。検診日の近くだったので、夕食も軽めにして体重調整をしていたのだ。 「少しは眠れた?」昨夜とは違う助産師さんが来た。夜勤の人が交代になったのだろうか。昼間の健診で何回か見たことがある人だった。「少し…寝ました」「そっ
2019年1月23日 09:16
病院に到着し、ベッドに横たわってしばらくすると陣痛らしき痛みが襲ってきた。とは言え、まだ全然耐えられる程度。モニターをつけて陣痛の具合をチェックしたり、トイレの場所などをざっと説明したり、病院から支給される入院準備品の入ったピンクの袋をバッと置いて助産師さんは慌ただしく去って行った。「今日はほかに三人妊婦さんがいるのよ」特に満月でも新月でもなかったのだが、お産が立て込んでいる日のよ