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Amazing Sports Lab Japanのお仕事紹介・会社概要編

はじめに

株式会社Amazing Sports Lab Japanでは、この度人材募集をはじめました!2004年9月8日に会社を設立してから19年。社員は50人近くに増えてきましたが、人材確保については、常に頭を悩ませています。とはいえ、これまであまり採用活動に力を入れきれてないのも事実で、就職説明会なども開催したことはありません。そのため、株式会社Amazing Sports Lab Japanはどんな会社なのか、仕事はどんな仕事があるのか、どういったキャリアが描けるのかなど一度説明したほうがいいかなと考えています。

本noteでは、会社概要をはじめ、会社設立の想いなどを説明していきたいと思います。

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ

僕は、1999年4月に大手食品メーカーに就職しました。大学時代にスペインのマラガに留学し、スペイン語ができたこともあり、1年以内にメキシコ工場での海外勤務ということで入社しました。職種なんか関係なく、ただただ、海外で働きたいという漠然とした思いがありました。

とはいえ、入社してからの社員研修が怒鳴られまくり、切れられまくりという研修(意図的に社会の厳しさを教えるため、トラップがいくつかあり、ミスるようにできてました。笑)で1週間もしないうちにこれは自分には向いてない、辞めた方がいいんちゃうかなと思いはじめ、その後工場研修だとかで3か月ほど全国を回ったところで、この仕事やるなら、海外行ってもなんも面白くないかなと。まあ、自分がちゃんと調べず入社したのが悪いんですが、やってることが自分が好きな分野ではなかったというのが主な理由でした。その後、海外勤務できるところを視野に繊維系商社(4か月で退社)、貿易会社(1か月)だとかでも働きましたが、まあ、どれも楽しくなくて、たまたま受けた在外公館派遣員という試験に受かり、南米のベネズエラで2年間(2000年9月~2002年9月)、日本大使館で働くという、念願の海外勤務をすることができました。帰国後、国際協力の仕事したいなと思いJICAの社会人採用(2003年5月)を受けるために勉強しましたが、筆記で落ちてしまい、27歳で無職で、しかも8か月ぐらい働いてもなかったので、さすがにそろそろちゃんと仕事が続くところで就職しないとと思ってたときに、見つけた仕事が、サッカー、バスケ、NFL、MBLなどのライセンスを取得し、日本でグッズ展開をしている会社に就職(2003年7月)することになりました。ライセンスマーケティングという部署でバルサ、ハンブルガーSVとかを担当することになったのがこの業界に入ったきっかけです。

若い。日本発のバルサのオフィシャルショップ

この仕事が本当に楽しくて、当たり前ですが、楽しいと自分からいろいろ仕事に取り組むわけで、語学ができたこともあって、海外出張なども結構させてもらっていました。ただ、入社9か月後に会社が民事再生することとなり、会社を辞めるか、転籍(靴の小売り大手)ということで、どうしようかと悩んだあげく、バルサのソシオ公式受付代理店の事業を考えて、バルサに事業計画書を送り、その後マーケット調査として2週間の募集権利をもらい500名以上を集めたことで正式に契約することとなりました。バルサからは契約はするが、会社組織にしてほしいといわれて、会社を設立したのが、2004年9月8日でした。

もちろんソシオの受付代理店だけでは食べていけないので、バルサ側からもグッズ部門、スクール部門など、他部門を紹介され、最初はバルサグッズ販売などをベースに事業を構築していましたが、2007年にバルセロナキャンプを開催して以降は徐々に選手育成に特化した会社として仕事を広げてきました。当時は、まだ日本の育成にはスペインのメソッドは入ってきてなくて、今、日本の選手育成の中で当たり前になっていることの多くはこのバルサキャンプがきっかけになったのではないかと思っています。

そして、小学生向けの選手育成をしていく中で、このバルサメソッドや、2010年に開始したサッカーサービス社(エコノメソッド)との取り組みにより、日本のトップレベルの選手たちが集まってくるようになってきましたが、そういった子たちの年齢が上がっていくにつれて、個別の指導やプレー分析など、そしてジュニアユースチームなどをやってほしいという要望を受けることが多くなり、子供たちの成長を継続的に助けられる事業(バルサアカデミー、トップエリート、アメージングアカデミーなど)を作ることで事業を拡げてきました。

僕は、サッカーをやっていても全員がプロになれるわけではないけど、プロになるために努力をした過程、工夫したこと、経験したことは将来社会に出たときに必ず役に立つと思っています。社会に出たら仕事に集中的に取り組まなければいけなくなりますが、学生のうちは、サッカーに集中的に取り組む中で、将来何かしらの分野で活躍できるベースを作ってもらいたいなと思っています。

もちろん、才能や得手不得手がありますから、どれだけ頑張っても、工夫してもサッカーでは花開かないかもしれないけど、サッカーという世界の中で、自分の能力の最高レベルまでたどり着けるように会社として寄り添っていくということが僕が会社を運営している理由であり、アメージングがやりたいことです。そのため、一人でも多くの子供たちと接することができたらいいなという思いの中で、全国に拡げていっております。


さて、長くなりましたが、会社の紹介にうつります。上記のような経験から、弊社では基本的にサッカー人として「心がワクワクする」ことだけを事業としてやってきています。

会社としては、2004年に濵田100%出資で会社を立ち上げましたが、2016年にTBSイノベーション・パートナーズというTBS傘下のファンドに16.6%出資していただき、その後、2022年にファンドの16.6%分をTBSホールディングス(以下:TBS)に移した上で、追加出資を受け、現在は、TBSがAmazing Sports Lab Japan(以下:アメージング)の33.96%の株式を持つ、関連会社となっています。一方、アメージングとしては、2020年に当時JFLだった奈良クラブの株式を100%買取り、その後第三者割当増資などもありましたが、現時点で71.7%の株式を保有しています。そのため、事業としては、アメージングと奈良クラブの相乗効果を狙って事業展開しています。

ビジョン・ミッション

ビジョン・ミッションとしては、ずっと変わっておらず、奈良クラブと連携してからも、このビジョン・ミッションをベースに奈良クラブの「奈良の未来を共に創る」という理念を加えて相乗効果を出すというスタンスです。

前述しましたが、僕の人生に対するスタンスは、「好きなことをやる」です。そして、その大いなる好きなことで覆われている中にある面倒くさいことや、努力などは当たり前だという認識で生きています。大きな枠で好きなことをやってるんだから、それに付随する大変なこと、プレッシャーはこなして当たり前というスタンスです。

今は、自分の仕事が、子供たち、選手たちのプラスになり、そしてそれが同時に社会、地域のためにもなっていて、その上で事業的にも持続可能な仕組みを構築するというのがアメージングが目指しているところです。そして、そういったマインドを持った人と一緒に働いていきたい、そういう人を増やしたいというのが社長としての願いです。

アメージングの強み

前述のように2007年にはスペインやバルサのメソッドなんていうのは全く日本に入ってきてなかったこともあり、やはりマーケットに早く入れたのが大きな強みだと思います。また、久保建英選手のバルサ入団によって、日本でのイベントがバルサカンテラに直結しているということが知られることとなり、知名度が上がったことも大きなきっかけです。また、小学生向けだけではなく、あらゆる年代に対応しているのも結果的に強みになっています。

事業の全体像

さまざまな事業を展開しているのですが、基本的に4-5歳ぐらいから関わった子供たちが、将来プロになり、世界で活躍できるようになるまでを弊社がさまざまな角度からサポートしていくということを行っています。そのため、弊社がやっている事業は、あらゆる年代を通して価値観が一貫していると自負しています。

事業の骨子

日本全国で関わった子たちが成長して、バルサアカデミージュニアユース、アメージングアカデミージュニアユース、奈良クラブジュニアユースへあがり、その後、奈良クラブユースを経由して、奈良クラブトップチームまたは他Jクラブ、大学、海外などに送り出していくというのが事業の骨子です。
こちらは選手たちにとってプラスになるという観点からの事業構築でして、選手たちにプラスになることが、地方創生にもなっているという形を模索しています。


上記写真は、今年奈良に設立した自前のグラウンドですが、ここはトップチームの練習場であり、選手育成の場所でもありますが、同時に地域社会と連携し、さまざまな形で利用されています。また、国際大会で来てくれた選手たちや国内遠征で来てくれた子たちが試合の合間に奈良観光をすることでスポーツツーリズムの取り組みも行っています。

会社としては、こういった事業の中で、個々の部門があり、個々の部門は会社全体の方針を推進する立ち位置として活動しています。次回は個別部門の仕事について書いてみたいと思います。(書いてる間に募集が終わってしまうかもですが、、、)

弊社の取り組みに興味を持ってくれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に働ければと思います。

現在、以下で採用活動を行っています!


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