癒される不思議な話　1『生まれ変わった猫？』

事故に遭わずに済んだり謎の発光体を見たりと、昔から不思議な体験をすることがときどきあります。それらの多くは怖いという感覚がなく、ほとんどがホッコリするもの。癒し系という感じでしょうか。怖い体験については電子書籍で書いていますので、ここでは癒される不思議な話を書いていこうと思います。

生まれ変わり？知人宅にやってきた子猫

生まれ変わりという言葉がありますが、実際に信じている人はどれくらいいるんでしょうね。私は、生まれ変わりはあるのだろうなあと何となく信じています。これは、私たち家族が以前住んでいた地域で親しくしていたご夫婦に起こった出来事ですが、「これは生まれ変わりかも」と感じたことがあるので紹介していきます。

Iさんは、成人した息子さんたちが自立した後、ご主人と二人で暮らしていました。同居している家族は他に一匹の猫。その猫は、知人の家で生まれた数匹の子猫の中から貰ったのだそうです。全身真っ白な毛の猫で、おでこの部分だけに茶の虎柄が、耳先に茶系の色が入っています。Iさんご夫妻は、その猫を子どものように可愛がっていました。

ご夫妻が飼っていた猫

我が家の愛犬とも仲良くなり、散歩で近くを通るたびに寄っては庭先で遊ばせていただいていました。あるとき、Iさん宅の猫は急死。Iさんは毎日とても悲しんでいました。
ところが、それから数ヶ月後のこと。いつものように散歩で立ち寄ると、Iさんがとても明るい顔をしています。何でも、亡くなった猫にそっくりな子猫が迷い込んできたというんです。奥から抱いてきた子猫を見て、私たちも驚きました。

Iさん宅の庭に迷い込んできた子猫

柄の入り方など全体の雰囲気が亡くなった猫にそっくりではありませんか。写真が残っていたので載せてみましたが、柄の配置といい、似ていますよね？一応調べてみたところ、近所の猫が迷い込んできたわけではないそうで、Iさんは「生まれ変わり」と信じてその子猫を飼うことにしました。
ありきたりの柄ではないだけに、驚くような不思議な話でした。

ペットは、生まれ変わって同じ飼い主のところにやってくるという話があります。もちろん、それは愛情をたっぷり受けた場合に限定されているかと思いますが、実は私も「生まれ変わり？」と感じる経験をしています。次回は自分のペットについて書いていく予定ですので、読んでいただけると幸いです。