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【人怖】 レッテル貼りをする人には要注意

先ほど書いた記事に登場するA子さん。その娘である私の友達は、お母さんとは違い、実はやや残念な人になっています・・・。
彼女が他人によくやっているのが「レッテル貼り」。私も含め何人かやられているのですが、ちょっと厄介で嫌な方法なんです。

「レッテル貼り」とは?

初めて言葉を聞く人のために簡単に説明すると、レッテル貼りとは、その人を一つの型(カテゴリー)にはめてしまうことです。レッテル貼りは、良い印象よりも悪い印象付けをするために行う人が多い傾向があります。

人は誰しも、良い面も欠点も持っています。ところが、レッテル貼りを他人に対して積極的に行う人は、ネガティブなことだけ切り取って誇張するのが嫌なところです。ものの言い方だけで印象は変わります。例えば、
「あの人は、内面は優しいけど話し方が怖い」
という言い方と
「あの人は、話し方は怖いけど内面は優しい」
という言い方では、同じことを言っているのに印象は大きく変わりますよね。

この場合、前者の言い方だと「話し方が怖い人」という印象が際立つことになります。
レッテル貼りをする人は、さらに「怖い人」だけを切り取って周囲に吹聴する傾向があるため、勝手にカテゴリー分けされてイメージが固定されてしまい、厄介なのです。

悪意の「レッテル貼り」は自己防衛でもある

noteなので簡単にしか書きませんが、レッテル貼りは自分に対して行う場合もありますし、他人を陥れるためだけではありません。
悪意のあるレッテル貼りを好む人は、自分の自信の無さからくる自己防衛でもあります。自分が誰かより劣っていると感じたりライバル視したりしている相手に対し
(あの人はこうだから、自分のほうが素晴らしい)
と思うことで、安心したいのです。

レッテルを貼られたら迷惑なのは確かでしょう。ただ、一度レッテル貼りされると払拭するのも大変ですが(有名人などはまさに)、実際に本人と話せばほとんどの人は本質に気づきます。そうなると、立場が悪くなるのはレッテル貼りをした人です。
自己防衛や罠のつもりで他人にレッテル貼りをしても、結局は自分に返ってくるということですね。

Webコンテンツの世界でも、レッテル貼りの仕事は流れています。Webライターを始めた頃は、そういった仕事を見かけたものです。お金の出所や真の依頼者はわかりませんが・・・。お金を使えば印象づけが自在にできる世界も怖いですよね。



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