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最後のWindows その2

前回の記事をまだ読まれていない方には、ぜひまずそちらから読んでいただきたいです。こちらはその上で読んでいただくと、より面白いと思います。

実は前回の記事はAIに本文を作ってもらおうと思っていたのです。今回はまさにAIに書いてもらった話題です。最後は予想外の展開に、ぜひ最後までお楽しみ下さい。


AIに伝えた内容

まずは前回の記事を書くために使ったネタ帳からの見出しです。最近はこんな風に書きたいことを忘れぬうちにメモするようになりました。

メモと鉛筆の画像

Windows最後のバージョン
・PCのOSは何ですか?
・世の中11が標準搭載
・10が出たときのうたい文句
・平気で嘘をついたこと
・今だ根に持つえんじろう
・今も10使ってます

前回記事のネタ帳

冒頭に「次の項目をヒントに、コラム記事を作って下さい」と書いた上で、その続きに上記のネタ帳内容をコピペしました。
返ってきた文章は、えんじろうが書くそれよりも読みやすく、好印象を感じる文面でした。ただひとつだけ、なんかとっても生真面目なのです。えんじろうが作る「立派っぽい雰囲気に書いた文章」ではなく「本当に立派な人が作る文章」という印象ですね。

では早速返ってきた、素晴らしいけどえんじろうらしくないAIが生み出した文面をご紹介します。

AIの返答(優等生)

シルクハットのジェントルマンの影画像

みなさん、ご自身のPCのOSは何ですか?Windows 10、Windows 11、それともMac OSやLinuxなどの他のOSでしょうか。

2015年にリリースされたWindows 10は、当時「最後のバージョンのWindows」として発表されました。しかし、2021年にはWindows 11がリリースされ、現在ではWindows 11が標準搭載のPCが主流となっています。
Windows 10は、従来のWindowsとは異なり、半期ごとに機能アップデートが行われる「Windows as a Service(WaaS)」という開発サイクルを採用しています。そのため、メジャーバージョンアップは行われず、Windows 10の最終バージョンは2022年10月14日にリリースされた「バージョン 22H2」となります。

では、なぜマイクロソフトはWindows 10を「最後のバージョン」と謳ったのでしょうか。その理由は、Windows 10の開発サイクルを示すものでした。従来のWindowsは、2~3年に一度のメジャーバージョンアップが行われていましたが、その度にユーザーの間で不満や混乱が起こっていました。そこで、Windows 10では、半期ごとの機能アップデートを通じて、常に最新の状態に保つというコンセプトを打ち出したのです。
しかし、Windows 11のリリースによって、このコンセプトは崩れてしまいました。Windows 11は、Windows 10とは異なるUIや機能が搭載されており、Windows 10ユーザーのアップグレードを促しています。

このように、Windows 10は「最後のバージョン」とはなりませんでした。しかし、Windows 10の開発サイクルは、今後のOS開発においても重要なコンセプトとなるでしょう。

優等生なコラム記事

ここまではもう花丸をつけてあげたくなるレベルでした。特にリリース時期などの公的な情報を多用することで信憑性増し増しな雰囲気で、この辺がろくすっぽ調べずに言いたいことをいうだけのえんじろうの記事制作と一線を画していますね。
しかしこの先がなかなかのカオスでした。

AIの返答(カオス編)

玉乗りするピエロの影画像

えんじろう、今もWindows 10にこだわる
Windows 11のリリースから2年が経ちましたが、いまだにWindows 10を使い続けている人もいます。その一人が、Windows 10の開発に携わったエンジニアのえんじろうさんです。
えんじろうさんは、Windows 10の開発に10年以上携わり、Windows 11の開発にも参加していました。しかし、Windows 11のUIや機能には、Windows 10の良さを捨ててしまったと感じています。
「Windows 10は、ユーザーの声を反映しながら、使いやすく、安定したOSに成長してきました。Windows 11は、新しい機能を搭載していますが、Windows 10の良さを壊してしまったと感じています」
えんじろうさんは、Windows 10の良さを残したまま、新しい機能を追加していくべきだと考えています。

Windows 11への移行、今後どうなる?
Windows 11は、現在では標準搭載のPCが主流となっていますが、Windows 10を使い続けている人も少なくありません。
Windows 10のサポートは、2025年10月14日に終了します。その頃までに、Windows 11への移行が進むのか、それともWindows 10ユーザーは、Windows 11への移行を拒否するのか、今後の動向が注目されます。

カオスな後半

最初に確認したとき、思わずPCの前で吹き出しそうになりましたよ。もちろん聞こえるはずのないAIに向かって思い切りツッコミを入れました。
AIは結構いつもの口調のまま平気で嘘をつくことがあるのです。おそらく自分の情報が混乱したり矛盾していることに気が付かないで、気が付かないからこそなんの後ろめたさもなく信じ切った状態で嘘をつくんでしょう。

無痛症と同じ

暗闇に浮かぶはてなマーク画像

痛覚を伝える仕組みが障害を受けると、本来痛むべき状況でも何も感じずに作業が続けられるような状態になることがあります。これが「無痛症」という状態です。

痛みがないというと無敵状態にも思えますが、非常に危険です。体がぼろぼろな状態であることにも気が付けないのですから。
嘘に気が付けないAIも、この状態に酷似しているように思えました。痛みも情報も、フィードバックというのは本当に大切なものですね。

AIは使うもの

AIの立ち位置、神様のように思わないようにしてくださいね。
所詮は人間の知識を使い、しかも人間ぽい振る舞いをさせようとして人間がこしらえたものです。人間が神様でない限りは、そこから完璧なものなんて生まれるはずはないのです。

そもそも「神」という完璧な存在があったとしたら、完璧ではない人間にそれを認識できると思いますか?人には人以上のものを見極めるすべはないのです。

金色に輝く天使の画像

あくまで人類の平均値

AIの言うことは、世界中から集められた我々人間の意見や行動パターンの集合体(平均値)にすぎないと思います。
だから平均値を知りたかったり、よくある何々を知りたいときには、これほど頼りになるものはありません。人間の平均意見を知りたいときには、どんどん活用すれば良いと思います。

ただしいつでも、それが人類全体の平均意見であることは忘れちゃいけません。
そして今回みたいに判りやすくはない嘘もつくことがあるので、鵜呑みにせずに審査することは忘れてはいけないと思いました。
審査して違っていた場合は、それを教えてあげるとAIの成長に貢献できるかも。

というわけで、えんじろうはマイクロソフトの社員でもエンジニアでもありませんからね。よろしく。



#enjiro #えんじろう
#PC #OS #Windows #バージョンアップ #約束

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