見出し画像

PMDD 私の場合 その5「LINE恐怖症」

こんばんは、自分見つめ隊です。

前回は、生理が近づいて2人目の自分に入れ替わり始めたサインと、それが起こった時の対処法について触れました。

今回は、学生の頃に一時的にLINEのトラウマを抱えてしまったことについて振り返ってみます。

PMDDだけでなく、他の記事で触れているHSPとかいろいろな要因があったと思いますが、私の感覚ではPMDDが割と関わってた実感があるので、この場で取り上げることにしました。

また、これを読んでくれている、当時の私を知るみなさんに先にお伝えしておきます。あの頃は迷惑かけて本当に申し訳なかったです。ここでみなさんを責める気持ちは全くありません。自分自身の反省の意味で書かせてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は普段から、文章でコミュニケーションを取るときはとても気を遣います。

自分の伝えたい気持ちがなるべくリアルに伝わるように、誤解がないように、相手によって絵文字や言葉選びなど、よくよく考えて使い分けています。

ビジネスライクな関係性なら、相手の文章についてそこまで神経質にならずに割り切れる部分はあるのですが、友達や部活の仲間となると、相手の表現にもとても敏感になります。


私が大学で部活の部長に就任して間もない頃、早速部内のLINEグループでちょっとしたトラブルがありました。

当時は私も人生経験が浅く、LINEでもうまくやれば解決に向けた話し合いはできると考えていました。

しかし、グループLINE特有の、「その場に全員が集中できない」「用事で少しの間返信できないと話に置いていかれる」「書き込みに対する解釈が人によって違ってしまい、それにすぐには気づきにくい」などなどの特性を理解できておらず、直接集まらずにLINE上で解決しようとした結果、かえって問題が複雑になってしまいました。

もちろん、直接集まらなかったのも怠けてではなく、実際それぞれの実験や実習などで活動日以外は忙しい人が多かったため、どうしてもLINEに頼りがちだった点はあります。

グループLINEで話し合いがごちゃつき、その裏で個人LINEで何人ともやりとりしたり・・・

気付けばずっとLINEを読んでは頭を抱えるようになっていました。


その頃より少し前から、私は部内の仲の良いある友人とよくLINEで話していたのですが、その友人のネガティブな感情的表現に少し悩むこともありました。

仲がいい分、部内の愚痴を聞くこともよくあったのですが、それを聞く私もLINEでの表現に少し怖い思いをすることが正直ありました。

部長になってからは、部内の愚痴や問題を「部長として」聞かないといけないという思いも重なっていき、だんだん友達同士の他愛もない会話から幹部同士の運営などにも関わるような会話へと感覚が変わっていきました。


その友人との個人LINEと、先ほどの部内のグループLINE、それぞれでそれぞれの発言を読んでいくうちに、私の中に最初はあったはずの「問題解決を達成したいエネルギー」がなくなっていくのを感じていました。


そして気づけば、授業も休むほど元気がなくなっていました。


スマホは常に画面を下向きに置き、LINEの通知音が怖くてサイレントにし、LINEの通知画面を見るのが本当に怖くなってしまいました。


そして生理が近いと、普段以上にLINEでの文章が怖く感じるようになりました。

「この人はどんなテンションなんだろう」「丁寧語を使っているけど逆に怖いな」「冷静な言葉遣いに見えるけど、実はすごく怒ってるかも」

この頃の生理中は身体の調子も最悪で、いつも以上に起きれない、起きてもぐったりしている、本当に心身ともに病的な状態でした。


それから、私が部長であった期間、時期による波はあったものの、LINEへの恐怖心は簡単には無くなりませんでした。


大学を卒業しても「LINEが苦手」という感覚はしばらく残っており、定型文でおおむねやりとりできるビジネスメールの方が気が楽だったほどです。


今でも、ごくごく稀に恐怖心が再燃するときがあります。

やはりネガティブな感情に任せた言葉は怖いです。

たとえそれが親からのLINEだったとしても。

いや、親からのLINEだからこそ怖いのかもしれません。

この辺は、母子共依存も関わるような内容な気もします。

知らない人のSNS上での乱暴な言葉よりも、親からのLINEは刺さります。


なんだかしんどい内容で長くなってしまいましたね・・・そろそろ締めに入ります。


先ほど、今でも恐怖心が再燃するとは書きましたが、基本的にLINEはもう怖くなくなりました。万歳!

私自身が言葉に気を付けてやりとりするよう心がけるのはもちろんですが、

LINEが完全に対面のコミュニケーションにとって代わるような万能なものではないこと、

LINEで話し合いをせざるをえないときは、細心の注意を払ってごちゃつかないよう丁寧に取り組むこと、

ネガティブな話題になっても他の人の発言を「怖がらず」「冷静に」読み取るよう心の中で努めることを繰り返し、

やっとLINEを抵抗なく使えるようになりました。


ここまで書いて、やっぱりHSP気質もかなり関わってる気がしてきました。

人間の性質、気質って複雑なんだろうなと改めて感じます。

多面的に理解していくことは個人的には興味深いし、私は好きです(笑)


それでは、今夜はこの辺で。

長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?