見出し画像

※Facebookに投稿したレビューの再録です

何度観ても真理が理解出来ないけど、韓国ホラーで一番好きな作品でもあります。
どうしても少し古さを感じる作品ではありますが、いい意味でまだ洗練されていない不快な湿度が隅々に充満していて、人間の心の闇の深淵に片足を突っ込んでしまった気分になります。
話は映画から脱線しますが、いろんなSNSがあってそれぞれ悪い人もいるけど、皆すごくわかりやすて何を考えてるのか、どういう悪でありたいのか、理想の悪に近づく為にどう行動しようとしているのかもよくわかる。
だから対処法もあって、度を過ぎれば簡単に法で裁かれてしまう悪に留まっている。
でもFacebookに限っては、完全に狂人の域に達してるとしか思えない本物のサイコパスがうようよしててめちゃめちゃスリリングだ。
サイコパスなのに(なのにってのも変な言い方ですが)、社会生活を営める別人格は有しているのか、心ある家族の庇護の元生きているのか、いずれにせよ自力でSNSにアクセスし他人に干渉しようとする。
と、いうような事を話すと、決まったようにサイコパスを装って怖がらせようとする人がコンタクトを試みてくるんだけど、どれだけ狂人の振りをしようが「本物のサイコパス」ではない事はほぼ最初の第一声でバレてしまうものです。
人間の脳(脳にサイコパスの要因があるのかどうかもわかりませんが)って本当に不思議。

この映画を観たら私の言わんとしている事がなんとなくわかるかもしれません。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?