東京さんぽ／2021年7月 上野・不忍池 #3

何かと世間を騒がせたオリンピックも閉会式を迎え、パラリンピックまでしばしの猶予期間。きっとマスコミは連日コロナ一色となるだろうけど。
さて、また随分と間を開けてしまった、前回の不忍池の続き。

暑さに耐えかねて、去年は立ち寄らなかったボート場。カラフルなあひるボートに惹かれてふらふらと吸い寄せられる。

白い子しかいない井の頭公園と違って、ピンク、水色、黄色と色とりどりでかわいい。
前にカラフルなあひるボートの写真を見つけてどこだろうと思っていたけど、ここだったのかもしれない。

あひるじゃないボートもカラフル。
こっちがボート場で、反対側を向くと不忍池になる。

コロボックルがいそうな葉っぱだなーと思いつつ撮る。
蓮の葉っぱだけでもなんとなく絵になる。

生首っぽい蓮の花が撮れた（ホラー）。

ボート場の手前に芝生があって、よくよく見たらカモがたくさん落ちていた。多分暑くて寝てたんだな…朝でも信じられないくらいの猛暑だから、そりゃ鳥も辛かろう。本当に至るところに鳥が寝ていた。

じろり。

こっちも器用に寝ている。
最初、どこが顔なのかすら分からないくらい真っ黒で、しばらく見ていたけど起きる気配もなく。少し別の場所を撮ってから戻ってきたら起きていた。

カワウらしい。

あくびをするカワウ。
このあとまた寝てしまった。人と同じで暑いと体力を消耗するのだろうか。

頭が赤い子。

柳がゆらゆら揺れている。
気温は高いけど、風は少しあって吹くと気持ちいい。

反対側では、蓮の花が少しだけ。
こちらに人が少ないのは、あまり蓮が咲いていないからだろう。

蓮の花はこの時点で結構撮っていたのもあって、別の被写体を求めて歩く。
ちょっと飽きたともいう。

バランス感覚の優れた鳥発見。
あとから調べたところ、コサギというらしい。
よくこんな紐の上に立っていられるなぁと思ってみていると、どうやら小さな魚を狙っていたらしく、ここからハンティング。

器用に移動して、

バッシャァ。
露出とシャッタースピードをいじっておけばよかったと後悔。

そしてまた小魚を狙う。
よく落ちないな。
（時々おっとっと、となっていたけど）

反対側を向いて、今度は水の中へ。

見にくいけど、コサギと同じくらいの大きさの鯉がいる。ただ、鯉には目もくれず（気にもせず）小魚を狙う。人間からは小魚は見えない。

狙いを定めて〜

いったぁー！

ブレているのはカメラの設定を失敗したせいです。
せっかくたくさんシャッターチャンスがあったのに。ここらへんの詰めが甘い。

コサギはそんな人間の失敗など露知らず、ハンティング成功。
よーく見ると小魚をくわえている。

バランス感覚どうなっているのか、ずっと見ててもよく分からない。
落ちたら面白いなぁと不謹慎なことを思っていたせいかどうかは定かではないが、落ちることなくずっと小魚を探していたコサギ。

あし。
なんとなく撮ってみた。
だからどうと言うこともない。

さて、寄り道して気分転換できたので、蓮の花に戻る。

ちょうど、太陽が向こう側に当たるのか、花は後ろ姿になっている。

光が透けていて、この姿も綺麗。

だんだん日差しが強くなり、コントラストも強めになってくるー。

同じ花の縦アングル。
蓮は横より縦の方が好きかもしれない。

花も暑いと感じるのだろうか。
撮った写真を見返して、暑そうだなぁと思ったり（実際暑いけれども）。

ここの時点ではもう暑すぎて日向にいられないので、日傘を差しつつ撮りたい花を見つけては日傘を閉じて撮影、という非常に面倒くさい行動をしていた。
これ以上早起きするのは難しいけど、蓮の花はもっと朝早いほうがたくさん撮れるかもしれない。

朝方人間になりたい（基本は夜型）。

さて、だいぶ戻ってきた。
後ろに弁天堂が見えている。これでぐるりと一周してきた。

なにか分からないけど、黄色いお花。
でもちょっと萎れ気味。なんのお花だったのかな。

名前の分からない花も結構咲いていた。
夏は花のあまりない季節とはいえ、それなりに咲いている。ただ、暑くてすぐ萎れてしまったりするのが残念。

その中でも蓮は長い間楽しめる夏の花。
多分、まだ少し咲いているところもあるだろうから興味のある人はぜひ。

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