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東京さんぽ/2022年5月 白山神社 #2 ねむりねことの邂逅

撮影していた時に、元カメラマンさんかもしれない人に声をかけられた。かもしれないと言ったのは、退職したから好きなカメラを使ってると言っていたから、なんとなくそうなのかなと勝手に推測。その方から姿勢がいいねと言ってもらえた。お世辞でもうれしいものである。
カメラ持ってみたいと言うので、どうぞどうぞとダチョウ倶楽部ばりにカメラを差し出す(使い方が間違っている気がする)。意外に軽いねなんて言われて、ですよね!なんて相づち打ったりして、しばらくお話。
こないだも似たように話しかけられたことを思い出す。Z6IIを持ってひとりで写真を撮っていると、よく声をかけられるようになった。いいカメラですよーとさりげなくアピールしておく。
ちなみに話しかけてくれた方はSONYのめちゃお高いカメラとレンズを持ってらした…ああ羨ましい。

なんて長い前置きはさておき、前回からの続き。

咲いている紫陽花を探しながらの撮影。

しっとりとした青。
ほんのり紫色が混ざりこんでいる。
紅白のツツジ(それかサツキ?)。

さて、去年ここへ初めて来た時に黒猫と出会った。
今年もどこかにいるだろうかと見回すと、黒猫じゃない猫が2匹もひっそりとお休みしていた。

日陰はほどよく涼しく、風が気持ちいい。
しかもこの場所は人は立ち入り禁止で入ってこない。
実にいい場所を知っている。

このうつらうつらしているキジトラさんのすぐ上にはもう1匹。

ぺろぺろと熱心に毛繕い。
ぺろりんちょ。
わたしがじっと佇んでいる気配に気がついたのか、一瞬起き上がって伸び。
しかしまた寝る。
ねむりねこ。
紫陽花と一緒に季節感を出して撮ってみる。
まあ、絶賛睡眠中ですけど。
牙チラしてますよー。
ねむりねこ、その2。
器用に塀に顎を乗せている。
首が痛くなりそうなものだが、案外収まりがいいのか。
ちっとも動かないのでぐるりと回り込んでおしり。
わたしがしゃがみ込んでじっとカメラをむけていたせいか、わらわらと人が集まってきたので、少し退散して本来の目的に戻る。
日が差し込んできて暑い。
西日が強い。
人がいなくなって戻ってみたらまだ寝とる。
こちらも。
結局わたしがいる間に起きることはなかった。
なんとなく寄せて撮ってみただけのツツジ。
手水舎脇の紫陽花。
龍ってカッコいいよねなんて厨二病的思考を巡らせつつ、水の流れを撮る。

なんてことをしながらぶらぶらしていたら、多分去年出会った黒猫さんに遭遇。

でもすたこらと逃げられてしまった。
残念。
石畳。
光とボケの具合がお気に入り。
小さな祠。

こんなにたくさん猫がいるとは思っていなかったので、思わぬ邂逅となった。
実はあともう1匹残っているのだが、写真が多くなってしまったので一旦区切ることにする。

このあたりで、落ち込んでいたわたしの心は平常に戻ってきていて、なんなら猫に会えた喜びのほうが上回っていた。なんてお手軽。
カメラを持って出かけた自分、偉いと褒め称えつつ一旦終わり。


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