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東京さんぽ/2022年5月 白山神社 #1 紫陽花のはじまり

天気がすっきりしない6月のはじまり。
東京の梅雨入り宣言はまだなものの、もうすぐそこに近づいてきている。
今年は爽やかな季節のはずの5月もなんとなく雨の多い日が続き、それに伴って体も心もどんよりしがち。

そんななか、誤って色物と白シャツを一緒に洗濯するという失態をおかし、さらにどんよりしてしまった。お気に入りのシャツだったのに、なぜそんなことをしてしまったのか、自分でも分からない。
予想以上に落ち込んだ自分に驚き、まだ売っているところがあるかもしれないと一縷の望みを抱いて、重い腰を上げて下北沢へと向かった。

さて、タイトルにつけた白山神社は文京区である。白山駅から歩いてすぐのところだ。
下北沢とは似ても似つかぬ方向だ。
服を求めて三千里と言わんばかりに、あちこちハシゴした結果である。
下北沢→渋谷→新宿→白山神社という順で移動した。そして、結局服は見つからず、紫陽花とねこには出会えたというオチ。

雨の気配もなく、綺麗に晴れた日だった。

前置きが長くなってしまったが、何かあるかもしれないとカメラを持って出かけた自分を褒めたい。最後の白山神社だけは、紫陽花が咲いているかもしれないと思い出して立ち寄ったのだ。

だんだんと色が変わる紫陽花。
そこも魅力的。

まだ全盛期じゃなく、咲きはじめ。
そのせいか、人がほとんどおらず撮り放題。これはなかなかいい。もちろん満開の時期の美しさというのは別格だが、咲きかけた紫陽花もいい。

よく見かけるまるんとした花びらの紫陽花。
オタフクアジサイ(もしくはウズアジサイ?)と呼ぶそうだ。
…ん? これは前にも書いたか?
寄ってみる。
満開になるともっとまるんとして可愛らしくなる。
八重のガクアジサイ。
これにも色がたくさんある。
赤紫から薄いブルーだったり。
とはいえ、青い紫陽花が一番好き。
しっとり感を出したくて少し暗めに、青を際立たせる。
日が陰ると静かな青に。
ツツジ(サツキ?)もまだ咲いていた。
去年はもっと遅めの時期だったから、また違う景色が見られた。
青空がのぞく。
みどりから覗く紫陽花。
白山神社古墳。
入口は施錠され、入ることはできない。
紫陽花のお世話をしている人たちがなかで作業していた。
はみ出すように咲いたツツジの光景が気に入った。
満開。
立ち入り禁止なので外から見えた景色を撮る。
あじさい祭りの時は開放されると見たが、今年はされるのだろうか。
フェンス越し。
明るく撮るとフェンスがないように見える。
これはなんの花だろうか。
この時期ではまだ満開には時間がかかりそうだった。6月に入ったいまはもっと咲いているだろう。


紫陽花とは関係ないが、いくつか記事を整理した。単純に雑多にするより、シンプルに写真で統一しようかと考えたからだ(いくつか残している記事もある)。
ひっそりとTwitterも始めていたのだが、何も考えていなかったせいで全然運用できていなかった。ちゃんと連動したいと思って、色々変更してみた。基本ものぐさなわたしが続くのかという問題点はあるものの、noteやインスタとはまた違う世界が見られて楽しい。
しばらくは二足ならぬ三足のわらじを履いてみようと思う。

白山神社の紫陽花は、長くなりすぎないほどに紹介予定。

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