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たびごころ。〈京都〉東福寺 方丈庭園

続きを先に載せるつもりだったけれど、どうしても悲しさが拭えずに書いてしまった。
そしてそのまま数日放置。

でも少し気持ちを切り替えて、心が明るくなれる(かもしれない)旅の続きを。
前回の通天橋から、すぐ隣にある方丈庭園へ移動。

重森三玲によって作庭されたお庭。
以前、仕事でたまたま庭園の本を読んだときに知った。ここへ来るのは二度目。

紅葉が少ないからか、人はあまり多くなく快適に過ごせる。
…が、なにぶん寒いので厚手の靴下が必須(わたしはヒートテックの靴下を履いていた)。
薄手のストッキングで行った日には足が死にます(笑)

枯山水とはよく聞くものの、実はよく分かっていないお庭の定義。

天気はというと、ご覧の通りの曇り空。
この日は、昨日よりも曇りになる時間が早く、なかなか晴れ間が見えてくれなかった。
太陽が見えないだけで体感温度は大分違う。京都の秋冬はこちらに比べて寒いから特に堪える。

おそらく、昔「そうだ、京都行こう」で使われたことがあったと思う方丈庭園。
この変わった形の庭が一時期少し話題になっていた記憶。
右奥にはさっきまでいた通天橋が見える。

ここからの景色もなかなかなんだけれど、ライトアップ用の機材がどうしても入ってしまう…。
ここのライトアップもよさそうだけど、混んでいるんだろうなぁ。
体が分裂すれば、いろんなところに行けるのに(ホラーか)。

見渡す限りの曇り空。

ちょうどこの右側に少し出っ張ったところがあって、そこから通天橋を眺めることができる。
晴れ間が見えていたらもっと綺麗な景色が見えたんだろうなぁと。

まだ朝なのに、太陽がないだけで一気に暗い感じなってしまう。
レンズを変えて、なるべく雰囲気を残せるように。
通天橋は時間が過ぎるほど人が増していくのが分かる。
こちら側の紅葉は少し終わりかけかな。
少しトリミング。
陽がささないと、赤いもみじがやわらかな色合いになる。
これはこれでいいか。
座り込んで、人がなるべく映り込まないように撮影。
周りがみんな誰かと一緒に写真を撮っている中、一人で黙々と写真を撮る。

少し天気が回復しないかと待ってみたりしたのだが、望みが薄そうだったので諦めて移動。

こちらも有名な重森三玲の庭。
苔が鹿の子柄になっている。
ここは季節問わず緑が濃い場所。
一本だけ紅く染まった木。
と思っていたら少し晴れた。
この機会を逃すまいとシャッターを切る。
すぐに曇ってしまったけど、この綺麗なグラデーションが撮れた。

ここでしばらく縁側らしきところへ腰掛けて、足をぶらぶらさせながら撮影。

ヤツデの上にモミジが落ちている。
扉越しの風景。
どちらにピントを合わせようかなと思い、手前の扉に合わせてみた。
奥の風景でもよかったかな。
少し戻ってさっきの庭。
苔が盛り上がっているところと、平面なところとある。
きっと毎日のお手入れは大変だろう。
北斗七星を模した庭(だったはず)。
庭園に対する情熱はさほどないせいで、どう見たら北斗七星に見えるのかがいまだに分からない。

ここで方丈庭園は終わり。
この日の予定は東福寺以外に特に決めていなかったから、出たあとに「さあどうしようか」とスマホの画面で地図を見る。

円山公園もあるし、八坂神社方面もいいかなと思って見ていたら伏見稲荷神社が歩ける位置だったことが分かり、歩いてみることに。
ここから先、ほぼ歩きっぱなしになることを想定していなかったのだけれど、それはまた今度にでも(笑)

東福寺を出て、伏見稲荷へと向かう。
左側は東福寺。
ちょうど少し陽がさしこんで、陰影が綺麗な景色に。
この陽の光、さっきほしかった。
ここからの景色も綺麗だった。
後ろを向くと人が多いが、こちらに向かう人は少ない。
歩きながら同じ景色を撮る。
突き当たりにあった紅葉。
ここから左へ曲がり、伏見稲荷へと歩く。

東福寺から伏見稲荷までは、迷わなければ15〜20分あれば辿り着く。
所々、案内も出ているからそんなに迷うことはないはず。
ここから先は本当にノープランで動いて、疲れたけど面白い結果となった。

そんな伏見稲荷神社はまた次回に。


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