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たびごころ。<清里>清泉寮でゆるり旅2

清里ゆるり旅2日目。
朝起きて外を見ると、辺りは霧で包まれて真っ白。

部屋のバルコニーから
昨日のような青空は見えず

元々、2日目は雨が降らなければラッキーくらいな天気予報だったから、仕方ない。天気がよければ清里テラスまで足を伸ばしたかったけれど、この天気ではなにも見えないだろうということで、清泉寮近くにあるボール・ラッシュ記念館へ行ってみることに。

入口付近に咲いていた萩
チェックアウト
もう一泊くらいしたかったな

ポール・ラッシュ記念館は、清泉寮から歩いてすぐ近くの場所にある。
ポール・ラッシュという人は、簡単に言えば清泉寮の創立者であり、清里を開拓した「清里の父」とも呼ばれる功労者。高冷地である清里に寒さに強いジャージー牛を連れてきて酪農を根づかせたり、作物の育ちにくい土壌だったところに適応できる種をアメリカから持ってきたりと、日本人のために動いてくれた人だったそう。

清泉寮にはポール・ラッシュの記念碑があるから名前は知っていたけど、詳細は知らなかった。
記念館ではその生涯をアニメーションで紹介していて、何気なく見始めたらなんと一時間半超えの超大作。その分、丁寧に作り込まれていて、清里の開拓がいかに難しく、ポール・ラッシュをはじめとした色々な人の善意があったからこそ今があるのだなぁと考えさせられる内容でした。

ここだけ写真撮影ができる
大きなトラクター
ポール・ラッシュが過ごした邸宅(右側の建物)

最後は、東京の築地にある聖路加国際病院で亡くなったとのこと。亡くなったとき、私財は1円もなく、得たお金はすべて清里などの開拓に使われたそうだ。それを知ったとき、泣きたいようななんとも言えない気持ちになった。善人というのは本当にいるのだな、と思ったからかもしれない。

とてもいい時間を過ごせた
天気が悪くてよかったと思えた日

アニメーションに見入っていたら、いつの間にかお昼を過ぎていた。とりあえず清泉寮方面に戻ってジャージー牛を見に行く。

草に群がる(人があげてる)牛たち
霧は少し晴れた
草よこせ
の顔
霧は晴れてきたけど、空はまだ白い
牛も見納めだーと思っていたところ
青空見えてきた
昨日ほどには晴れていないし、風が強くてすぐ雲に覆われたりするけど、天気がここまで回復するとは

この日の清泉寮は大賑わい。
連休初日より中日の方が混雑していて、ソフトクリームには長蛇の列🍦
わたしは甘いものが苦手なので食べられないけど、めちゃ美味だそうなので来たときにはぜひ。

代わりにソーセージを食べる(スマホ撮影)

清里から小淵沢までの電車(小海線)は、基本1時間に1本なので乗り遅れないために早めに駅まで行くことに。帰りは下りだから歩いていきます。

途中にコスモスが咲いてた
暑いけど秋が来てるんだな
小淵沢駅付近に戻ってきたら暑い
いかに清里が涼しかったのかが分かる
オシャレな街灯(Seisenryoとある)
なんとなくレトロなファミマ
清里駅付近に咲いていたダリア
到着

清泉寮からほとんど動くことのなかった今回の旅。
アクティブに動くのも好きだけど、今回は両親と一緒だったこともあってかなりゆったりした旅になりました。
また泊まりに行きたい。

さて、次はどこへ行こうかな。

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