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たびごころ。〈京都〉南禅寺 天授庵 後編

天授庵の池をぐるりと周り、ちょうど来た方向へと戻っていくところから。
池を一周する前編はこちら↓

奥まったところから振り返るとこの景色。
見事に曇ってますねぇ。
ほぼ無加工だから、かなり見たまま。暗さもこんな感じだった。

紅葉の色は本当に綺麗なのに、空の色がやっぱり残念。
去り際に一枚。
ぐるり一周も、もうそろそろ終わり。
金色の錦鯉が水面に顔を上げて何かしていた。
顔はかわいくはない…。
顔が見えない方が優美に見える。
水面に映った紅葉と、落ちたモミジに錦鯉。
燃えるような赤の色。
水面に浮かぶモミジと錦鯉の組み合わせがこんなに綺麗だとは知らなかった。
錦鯉の色が鮮やかだから、より綺麗。
こちらはオレンジ色。
赤になる子とオレンジになる子、黄色になる子は遺伝子か何かが違うのか。
色とりどりで綺麗な景色を作り出すのは、何か意味があるのか。
…そんなことを考えるのは人間だけなのだろうか。
入口と出口は同じ。

天授庵自体はさほど大きな場所ではないから、写真をじっくり撮らないならすぐに見終わる。
午前中の段階でここまで曇ってしまうのは予定外で、操れない天候に恨みがましい目を向けてみたり。秋は晴れる日が多いのに、なぜなのか…。

さっきは通路側から撮影したから、今度は中から。
ここから出口へ向かう。

ここを出ると、時々思い出したかのように日が射す程度で、体感温度もかなり下がったように感じる。夜景を取るために、ウルトラライトダウンとカイロを用意していたが、昼間の時点ではいらないだろうと思って着ていなかったせいもある。

天授庵を出てから、本当は南禅寺のモミジを取ろうと思っていたのだけれど、前にも書いたように人が多かったのと曇っていたのとで、ほぼ撮らなかったのだ。

でもこれは一応撮る。
空が真っ白。一応、うっすらと水色は目では見えていた。
言わずと知れた南禅寺の水路閣。
人を写さないようにするだけで精いっぱい。
下まで写すと人だらけ。
撮ってもいいのだが、あまり人が写っているものを載せるのもどうかと思いやめてしまった。
露出を抑え気味にすると、人の顔が判別付かなくなる。
これくらいなら、まあいいかな。
水路閣のそばの小さな滝(もどき)。
前回来た時も撮ったな。

南禅寺は以上。
もう少し撮ればよかったかなと思わなくもないが、当時は寒くて休みたかったのと、お腹が空いていた(笑)
そして、この段階で団体ツアーのお客さんたちが大量に到着していたのもあって、ゆっくり撮れなさそうかなと判断して南禅寺をあとに。

本当はもう少し殺人的スケジュールを組んでいたのだけど、普段の運動不足がたたったのと寒さにやられて予想以上に疲れたこともあり、お昼がてら休憩を取ることにした。
そこから、今度は夜景を撮りに出かけます。
それはまた次回にでも。



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