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東京さんぽ/2022年5月 四季の香ローズガーデン #1

光が丘にローズガーデンがあることを知ったものの、行く機会に恵まれず、ようやく訪れることができた。

早起きできず、出かけたのは午後遅め。この日は前日の雨とは打って変わって晴れて暑い日だった。

到着すると、色とりどりの薔薇が咲き乱れていた。
どうやら色別に分かれているらしい。

着く前から日焼け止めを塗ってこなかった己を呪う。
まあ、この時期外に出るのにしなくていいかと思ったわたしが浅はかだったのだが。とにかく日差しが強く、暑い。たぶん、さぞかし焼けたことだろう。
わたしは基本的に肌が黒くなってそのまま終わる。だから、できればこれ以上黒くなってなるものかと思っているのに、ついうっかり日焼け止めを忘れて後悔する羽目になるのだ。
そんなことはさておき、いくつか終わっている薔薇もあったものの、総じてまだ満開と言っていい咲きぶり。

白、ピンク、赤、オレンジ、マーブルなど見ごたえ十分。
ローズガーデン自体はとても広いというわけではないのだけど、じっくり見ていると結構時間がかかる。
オレンジとピンクのマーブルが可愛い。
写真から分かるように、傾きかけた日差しも強烈だ。

薔薇を見るのは好きだけれど、詳しいわけではない。
とりあえず目に付くものを撮っていく。

この日はオレンジの気分。
淡くやさしいオレンジ色。
逆光を利用して玉ボケ作りの練習中。
なかなか綺麗に出てくれず、苦戦。

今思い返せば、お茶のひとつも持っていなかった。
近くに自販機もあったのに。つい夢中になって撮ってしまっていた。

咲ききった花も、まだ開きかけの花も、どちらも綺麗。
もう少し濃いオレンジもある。
蕾はもっと赤いのに、咲くとオレンジになる不思議。
白とピンクのまぜこぜ。
これは、咲いたあとに白くなるのか、それともピンクのままなのかどっちだろうか。
ブルーローズ。
うつくしい薄紫。綺麗に撮れてお気に入り。
薔薇というと、こういう構図で撮りがち。
花が綺麗だから仕方ない。
もりっと咲き乱れ。
これはピンクの小さい薔薇が密集して咲いていて、かわいい。
土台に収まりきらずにはみ出る。

薔薇の咲く足元には、小さな草花が植えられていて、こちらもあちこち花を咲かせている。行ったついでに足元を見てみるのも楽しい。

マクロレンズを持ってきたかいがある。
ほんの小さな花たち。
これは小さくないけど、いたるところに植えられていた。
近くを通った人が名前を言っていたのに忘れてしまった…。
グラデーションの花びらもよき。
薔薇を見ると、ドレスの裾みたいだなと割といつも思う。
蜂やら虻やらがあちこちに飛んでいる。
撮っていたら花から出てきた蜜蜂さん。
蜜蜂が一生のうちに集められる蜜の量は、ティースプーン一杯分だそうだ。
昔、なにかで読んだことがある。儚い。
それを知って、はちみつが高い理由がよく分かった。
この鳥籠のような支柱(?)が薔薇によく似合っている。
少し枯れかけだったけど、綺麗な紫色。

ブルーローズとは言うものの、実際には青ではなく紫だ。
いまも研究は進められているそうだが、青色がなくてもあるがままの色で十分美しいとわたしは思う。ないものを生み出したいと思うのは、人の性なのだろうか。


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