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東京さんぽ/2022年6月 新宿御苑で涼さがし #3

今日は七夕。
午後になって青空がちらつくようになってきた。今年は梅雨明けも早々にしている7月、できれば晴れて星空が見える日になればいいと願う。

さて、写真の中ではまだ6月。撮りに行くばっかりで、アウトプットを怠ると一気に季節が過ぎ去っていく。歳を重ねるほどに一年が短くなるというのは本当なんだなと実感するようになってしまった。子どものころは早く大人になりたいと願い、大人になると子どもを羨ましくなる。

水の流れにうっかり引っ掛かった前回からの続き。
日本庭園を抜けて、前回も来た外周へ。

前回とは打って変わって晴天。
また違った表情になる。
後ろが白飛びしすぎた。
へたり切っている紫陽花が多数。
真花だけなんとなく元気なようで、寄せてみた。
面白く撮れてお気に入り。
足元の日陰に咲く紫陽花。

ここから母と子の森の中へ入っていく。
何があるというわけでもないのだけど、大きな木で覆われていて多少涼しいからだ。

風が強くてリフレクションにならない。
カシワバアジサイが白からピンクへと色を変えていた。
カシワバアジサイは好きだけど、撮るのが難しい。
どう撮ったら綺麗に見えるだろう。
みどりに埋もれた紫陽花。
玉ボケとみどりがいい感じに混ざり合ってお気に入りの一枚。
薄いブルー。
紫陽花青、という名前もあるらしい。

母と子の森を足速に抜けると、新宿門へ向かう道に戻る。
途中で写真を撮っている人を見かけて、何があるのかと寄り道。

道の反対側に回ると隠れた紫陽花を発見。
ここだけパープル。
この日は玉ボケが綺麗に撮れた。
暑い中頑張った甲斐があった。
花びらの中に王冠。
この中も咲くことをたぶん初めて知った。
限界なのでこれで終わり。

新宿門に着くころには、汗が滝のように流れていた。
リュックを背負っていたのだが、服の色が汗で変わるほどの状態。日陰で本を読んでいる人もちらほらいたが、すごい。わたしなら座ってもいられない。
6月でこの状態で、真夏を越せないかもしれないと本気で思った午前中。

梅雨の逆戻りみたいに、少し涼しい陽が続いている7月。
まだもう少しこの気候が続いてほしい。


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