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HOEND備忘録


創作漫画「ヒューマニティオブジエンド」(略称HOEND)の各話備忘録。
このnoteはほぼ私が後から見返して「あ〜ね」となるためのものです。
ここで読めます(絵もある)

以下本文



1話 次元交錯すごろく

記念すべき第1話です。友達とすごろくをしている何気ないシーンですね。次元交錯すごろく™はその名の通り次元が交錯し様々な状況を生み出すハチャメチャボードゲームです。1話なのにキャラの紹介とか状況説明とかが一切ない。でも漫画として成立しているからいっか♪という気持ちで描いていた。(いずれ個々のことは漫画になるだろうしな〜と考えていたので)
作中、結果的にシフはお叱りを受けてますがそれすら友達との話のタネにしようとしています。シフは転んでもタダでは起きない、そういう人間…


2話 古城のともだち

難儀な生活を送っている青年、ジョニスとその友人のジロムとの話。ジョニスは普段、被害妄想や幻聴に苛まれる生活を送っています…そういう彼が安らげる数少ない場所が友人の家なのでした。しかし友人が見せたい物があるとだけ言って席を外した瞬間、ジョニスの頭には「考えうるさまざまな悪い事」が駆け巡る…
結果として良いものだったし、これでジョニスのマイナス思考もちょっとは良くなってくれればいいな…と作者ながらに考えました。


3話 ヘプケンバーの素晴らしき休日

新キャララッシュですね。まあ最初の何話かはキャラがどんなものなのかを知るためのエピソードという感じで描いてるので…
冒頭からひどい絵面ですが、ヘプケンバーは身長体重可変、カウチもあの体勢ですが空気を乗せてるようなものです。そう、軽いのです。
チェアからカウチに昇格した彼に新しい服を着せ満足げなヘプケンバー。…その後はまあ、色々あって血まみれになったカウチですがこれがこの二人の日常です。混沌、ハプニング、暴力…それらが支配している日常。


4話 ジグの受難

1話ぶりに登場、シフの友人の一人、ジグ。彼が逃げていた存在、妹…ギザがやってくる話です。
シフもジグに妹がいたのが初耳なあたり、友人に話すこともなかったのでしょう。容赦のないヤンデレ妹ギザはジグの家に押しかけ…最終的にはお隣に越してくることになりました。それでもジグは受け入れてます、愛が重すぎて突発的に家を出たものの妹のことは忘れられなかったのでしょう、良い兄です。家事もクリーチャー狩りもできるハイスペックお兄ちゃん。


5話 ヒューマニティキラーの噂

この話では三人のサブキャラが登場します。クリーチャーハンターのゼノルとシュシュノー、それから二人といつも一緒のカプフェル。
シフという異世界人が同族のクリーチャー化したものを狩っているという噂は、ハンターの中では話題になっているようです。
同族狩り(とはいえシフも人間そのものではなくクリーチャー化したものを狩っている…)という行為に皆否定的です。当たり前ですが。
そして偶然同じ場所にいたシフに直接聞くゼノルの勇気。恐れ知らず…
最終的にヘプケンバーに制裁(傷一つなし)されるシフでした。ここでちょっとだけシフとヘプケンバーの契約について触れられてますね。


6話 イルルナと悪霊

1話ぶりにシフの友人の一人、イルルナが登場。
彼の至高の趣味、バスタイムがメインのお話。そして突然登場するバスタイムの悪霊。聞いてもいない事を延々と語るバスタイムの悪霊は、全バスタイム愛好者にとってその神聖な時間を邪魔されるまさに悪霊…
イルルナはとっさの機転で退散させることに成功。しかもそのアイデアをバス用品の会社に持ち込みます。
こうして世のバスタイムは以前より少しだけ、より良いものになるのでした。ハッピーエンド!
余談…なぜかバスタイムの悪霊は数人のフォロワーさんが好いていました 何故?


7話 隙間の世界

シフがなにやら奇妙な世界に迷いこんだ所から始まります。ぬっと現れた腹々刺身と名乗る謎の人物。二人一緒に「隙間の隙間」を探し歩きます…
この話にはビリニカディアという世界特有のものが様々出てきます。まずこの隙間の世界。サシミは隙間の世界と呼んでいますがそれはこの世界の一般名ではありません。まあ、のちのち…
偶然居合わせたヒューマニティをぶちのめし、元の世界へと帰ります。サシミとともに…
サシミはたびたび以前からシフを知っていたような話し方をしますが、果たしていつ頃からなのでしょうか。時間の流れの異なる世界からずっと…


8話 森と生きるヒト

いつもの三人でキャンプにやってきて、薪拾いをすることになったシフ…
森で出会ったヒトと、この森についてのことや彼らを取り巻く環境について知るシフ。
シフは「人間嫌い」ですが、「ヒト嫌い」ではないってことを描きたかったんですが、シフの人間嫌いは「はみ出し者を受け入れない」「社会に溶け込まないといけない」「同調圧力がある」あたりが大きな要因になっていると思います。アルビノで見た目からして他とは大きく異なるシフが以前の地球でどんな生活をしていたか…
それでもビリニカディアでは友人ができてキャンプにも来て、そこでさらに友人と呼べる人が増えて…と良い感じに過ごせています。よかった。


9話 現の間に

過去のお話です。ヘプケンバー。それと、かつてのシフ。
混乱しそうなので説明しておくと、ヘプケンバーはかつてシフという名の青年に魔術を教えたりして共に暮らしていましたが突然訪れた別れの際にシフは予言じみた呪いをヘプケンバーに残していきます。
現在のシフは、地球がビリニカディアと同化した際、違う世界だからと地球での名前を捨て、新しい名で生きようと考えました。その時、「シフ」という名を彼に与えたのはヘプケンバーでした。
ビリニカディア豆知識…この世界では呪いを「これは呪いである」と呪いをかける相手に言うことによってその確実性を段違いに上げることができます。
鏡像。ビリニカディアレコード。並行世界。個の同位…


10話 浄化委員会

またシフが巻き込まれています。シフは異世界人という立場上やたらと色々な事に巻き込まれます。
「浄化委員会」を名乗るダルリナドゥというこの人物は、委員会のリストに沿った人物の「浄化」を行っています。
その真意も目的も不明なまま…シフは気に食わないからと戦い始めます。
窮地に陥りはしたものの、寸でのところでリストの改正が行われ…シフは助かったのでした。
裏では色々な事が起こっていたのでしょうが、シフからしてみれば目当てのパンも買えなかったし怪我するしで、そういう日なのでした。


11話 始祖

この回ではビリニカディアを構成する重要な要素、「始祖」について色々な事がわかります。
「鏡像の世界」が出てきますが、7話でシフが迷い込んだのはこの世界です。9話に出てきた「鏡像」もこの世界のことです。
ヘプケンバーが始祖であること、太古に起こった生命の誕生などが語られています。
8の始祖が世界の均衡を保ち、欠ければ世界が終わる。そんな理不尽な世界観に生きるビリニカディアのヒトたち。
ヘプケンバーはまだ、今の生活を手放すには惜しいと思っているようです。終末はまだ先の話…


12話 マッドサイエンティストとの遭遇

またシフが巻き込まれる話。
気がついたら拘束されているシフ。天才科学者バツトルケルによって解剖されそうになる。ピンチかと思えばそんな事はなく、チェーンソーの刃は通らないしシフの服の隙間に潜んでいたサシミが出てきて形勢逆転…
サシミが食らいつこうとした瞬間に現れたのはジロム。バツトルケルの盟友…
ジロムからの頼みもあり、シフはバツトルケルの行いを許します。…血の汚れの落ちが抜群にいい洗剤を対価に…
命を脅かそうとした相手でもこんな感じの処遇で済ませるシフ。でもこれがシフらしさだなあと思っています。


13話 スマイル組

6月時点での最新話です。久しぶりに登場、ジグ。
所属しているクリーチャーハントのギルドのボス、カロネンキスとクリーチャーを狩りに行きます。
道中、ジグはシフをスマイル組に誘えないかカロネンキスから聞かれますが…なんせ始祖と契約しているシフですから、簡単な事ではない事は誰だって分かります。
ジグを人質に取って脅そうかとそんな案を何でもない事のように出すカロネンキス。それでもシフの敵を増やしたくない…と考えるジグはやっぱり良い人です。
結局今回は手を引く、と言ったカロネンキスですが、腹の中がどうなのかはわからず…彼の底抜けに明るい笑い声で誤魔化されてしまうのでした。




こういう雑記を、話が溜まったら書いていきたいね。ぼちぼち。

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