【詩】ダーリンの代わりにドロップキック

ダーリンの代わりにドロップキック

１．
きっとね　自分が悪かったのに　自分のせいだって
言ってくれる　わかってる　優しいってそんなこと

だってね　どんなに遅い時間　疲れていたって
待ってくれる　一緒に過ごすって　こんなこと

だから　ねえ　そこの　君
ちくちくいやがらせ　見ているテレビ勝手に消して
人の優しさ　無にして　
悪態ばっかり　ついてるんじゃないよ

だから　ねえ　後ろ　向いてみ
無視して　冷たくして　たくさんこまらせてくれた
マイダーリンの代わりにね
私が　きっと　目を見れないけど　相手にしてやるわ

楽しいんだから　優しいんだから　声がきれいなんだから
そんなダーリン粗末にしたから　私がくらわす
ダーリンの代わりに　ドロップキック

２．
ちょっとしたことで　人目気にせず　涙している
それも私のもの　胸の中にしまうんだよ

扉を開けると　なぜか　すぐに返事する
きっといつも　そこにいて待っているからなんだ

だからねえ　そこの　君
わからないかもしれないけど　とっても素敵な人
マイダーリン以上に
かっこいい人かわいい人　どこにいるっていうの

だからねえ　後ろ　向いてみ
とっても長い時間　閉じ込めて　一人にして
寂しくさせた時間
全部まとめて　清算してあげる　これからは私のもの

目が大きくて　きれいなんだから　たまに変だけど
好きなダーリン粗末にしたから　私がくらわす
ダーリンの代わりにドロップキック

だから　ねえ　後ろ　向いてみ
無視して　冷たくして　たくさんこまらせてくれた
マイダーリンの代わりにね
私が　きっと　目を見れないけど　相手にしてやるわ

楽しいんだから　優しいんだから　声がきれいなんだから
そんなダーリン粗末にしたから　私がくらわす
ダーリンの代わりに　ドロップキック