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【産学連携】関西大学・同志社大学と合同ゼミプロジェクトをスタートしました!

三井物産人材開発株式会社の大川です。
今回は2022年5月よりスタートした関西大学商学部・細見正樹先生のゼミ(3年生17名・以下「細見ゼミ」)と同志社大学政策学部・田中秀樹先生のゼミ(3年生12名・以下「田中ゼミ」)との合同ゼミにおいて、kick offを行ったのでご紹介いたします。

プロジェクト実施に至った背景

『ゼミで学ぶ内容が実社会でどのように活用されているのかを知ってほしい』、その想いから当社は人・組織領域を学ぶゼミとのプロジェクトに取り組んでいます。
こうした弊社の想いに、細見先生・田中先生から共感いただいたこと、そして、合同でのゼミとすることで、1つのテーマに対して多様な考え方があることを知り、切磋琢磨してもらいたいという両先生の願いから、本プロジェクトを進めるに至りました。

プロジェクトの全体像

プロジェクトのスケジュールと内容

●5月のkick offでは、合同ゼミの目的説明や、ゼミ内でグループに分かれてチームビルディング、研修企画のワークを行いました。
プロジェクト実施に向けてグループで相互理解、目指すゴール、チーム内での約束事を決め、ワークではみんなで和気あいあいとなりながら取り組みました。話したことの無いゼミ生とも話す機会としての刺激もあったようです。
●プロジェクトテーマは以下に設定しました。
①社会人での学びや働きがいに関係する知識・考え方のうち、就職前後に焦点を当てて、探究するテーマを決める
②テーマに関する課題を解決するための新入社員向け研修を企画し、一部を実施する
プロジェクトテーマをもとに、各グループで具体的なテーマを細見先生・田中先生が中心となって、ゼミ生と共に決定していきます。
※以下、kick off時の各ゼミの様子

課題・仮説を考え、社員との対話を通じて検証し、研修企画という形にする

ゼミ生自身で立てたテーマについて、先行研究を調査→課題・仮説を考える→自分たちで考えた仮説を社員との対話を通じて検証→課題を特定していきます。
その後、中間報告会を通じて、他大学のゼミ生、他グループメンバーからもコメントをもらい、研修の企画を具体化していきます。

興味のもったテーマについてとことん考えて、「やり切る」を体感する

合同ゼミプロジェクトでは、自分たちが興味を持ったテーマについて、課題意識を持ち、世の中でどのような取り組み・研究・調査がされているのかを、主体的に調べてみることから始めます。
自分たちが興味をもったテーマについてとことん考えることで、4年生の卒論に向けて準備にもなります。
また、今回のプロジェクトでは、最後に研修企画案という形で発表し、その発表に対して、当社管理職がコメンテーターとしてフィードバックします。このことを通じて、ゼミ生としても「テーマの検討からアウトプットまでやりきった」と自分で感じられる機会となるよう工夫しています。

合同ゼミプロジェクトkick offを終えて

関西大学・細見先生(左上)、同志社大学・田中先生(左下)からkick offを終えて、今後に向けてのコメントをいただきました。
●関西大学・細見先生
「kick offでは、研修業務、プログラム・デザイン、チーム・ビルディングと、多彩な内容を学びました。現在、グループごとにテーマを選び、専門知識を活かした上で、コンセプトづくりに取り組んでいます。熱心かつ自由闊達に議論する学生達を見ると、今後の成長が楽しみになります。学生の視野を広げる貴重な機会を提供していただいた三井物産人材開発株式会社に、非常に感謝しております。」
●同志社大学・田中先生
「今回、人材開発のプロフェッショナル企業である三井物産人材開発株式会社とのコラボを通じて、学生の皆さんが「人材開発のプロ」と直に交流する機会を持てることを嬉しく思います。このコラボを通じて、皆さんが成長するとともに、エビデンスや理論に基づきながら“学生ならでは”なアイデアが出ることも大いに期待しています。」
 
当社としても、ゼミ生の皆さんに1つでも多くの気づき・学びを提供できるよう、この合同ゼミプロジェクトに取り組んでまいります。
最終発表会を終えた際に、改めて当ブログでも結果を発信させていただきますので、ご覧いただけますと幸いです。
 
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。