見出し画像

福知山の新鉄道館フクレルが8月下旬にオープン サポーター制度とは

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

昨年の福知山城前の親水公園を潰して建設が決定され、様々な物議のある中完成した新鉄道館「フクレル」が先週末と今週頭に記者発表があり、サポーター制度というものが始まるそうです。

以下記者発表の転記です
京都府福知山市は12日から、今夏オープン予定の「福知山鉄道館フクレル」の応援サポーターを市内外から募集する。個人サポーター先着200人には内覧会招待の特典がある。寄付金による企業サポーターも募る。

 市産業観光課によると、個人サポーターAタイプの年会費は大人5000円、中学生以下4000円で、会員証は鉄道車掌腕章型になる。サポーターBタイプは大人1500円、中学生以下1000円で、会員証はバッジになる予定。

 フクレルの入場料は大人500円、小中学生250円、未就学児無料となる。個人サポーターは、入館料1年無料▽先着200人内覧会招待▽市内協力店などでの優待サービス――のほか、Aタイプ向け特別企画も検討しているという。

 企業サポーターは1回10万円以上の寄付で、市外の企業は企業版ふるさと納税制度を活用する。寄付額50万円以上の場合、フクレルの見どころの一つとなるジオラマ内の看板に企業名が1年間掲載される。

 サポーターが優待サービスを受けられる福知山市内の協力店舗・事業者も募集する。

とのことです。たしかに入場料が500円でリピート率が低い現状の展示内容では中々収支が合うとは思えなかったので一つ追加の取り組みですね。

福知山市ではネーミングライツやデジタルサイネージによる企業広告をだす活動をされています。私の知る範囲では三段池公園の広場や動物園に企業名が入ったり、市役所庁舎の入り口にデジタルサイネージで掲載されたり、行政ではないですが警察署の入り口や、今度イオンの入り口に行政主導で協賛企業を募ることをされていました。
企業側としては、市民サービスやまちの活力につながることへの協賛掲載はイメージアップになりますし、単純に折込広告等の広報費用対効果を求めず、ブランディングの一手として協力はしやすいです。またふるさと納税制度の活用は寄付控除などのメリットもあります。

ただ費用対効果を求めないにしても、ある程度企業のブランディングにつながる場所や方法、またその場所自身も集客や市民サービスとしての需要度が高くなければ意味がないと思います。

フクレルのサポーター制度は、オープニングからの起爆剤としてこの収益源を軸に何ができるのか。ここはセンスが光るところですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?