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低電圧ハイブリッド真空管アンプの各パーツのシミュレーション

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ここでは、低電圧における真空管のSPICEモデルをLTspiceに組み込むことで、ハイブリッド真空管アンプを構成するための各パーツの動作をシミュレーションし,回路を設計します.
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2020年12月の記事一覧

11. プッシュプル型バッファアンプ用正負電源回路(レールスプリッタ)

前節では、バッファアンプ用の電源として、6Vの直流電圧源を2段重ねて用いています。実際の回…

Mitsuharu A.
3年前
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10. FETを用いるバッファ回路

本節では、FETを用いたバッファ回路を、いくつか紹介します。まず最初に、KORG Nutubeの基本回…

Mitsuharu A.
3年前
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9. トランジスタを用いるバッファ回路

本節ではトランジスタを用いたバッファ回路として、エミッタフォロワ回路、プッシュプル型エミ…

Mitsuharu A.
3年前
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8. オペアンプを用いたバッファ回路

オペアンプを用いた回路には、いくつか種類があります。ここでは、入力と出力の波形が上下反転…

Mitsuharu A.
3年前
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7. バッファ回路

次節以降では、半導体を用いたバッファ回路を設計します。ここでは、ヘッドフォンアンプ用にオ…

Mitsuharu A.
3年前
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6. KORG Nutube 6P1を用いた増幅回路

本節では、最近KORG社から発売されたNutube 6P1を用いた増幅回路をシミュレーションし、回路を…

Mitsuharu A.
3年前
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5. 6AS5を用いた増幅回路

本節では、6AS5を用いて増幅回路を設計し、動作をシミュレーションします。ここでは、一本の負荷直線に対してバイアスと動作範囲を二種類設定して回路を設計してみます。 6AS5を用いた増幅回路の設計(バイアスパターン1) まず、6AS5のEp-Ip特性図に負荷直線を引いたものを次の図に示します。 上の図では、電源を12Vとし、プレート電圧の軸上12Vの点と、プレート電流の軸上1mAとの間に直線を引いています。 このときの負荷抵抗はRp=12V÷1mA=12kΩとなります。

4. 6AK5を用いた増幅回路

本節では、6AK5 (WE403A)を用いて増幅回路を設計し、動作をシミュレーションします。 6AK5を…

Mitsuharu A.
3年前
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3. 12AX7を用いた増幅回路

本節では、12AX7を用いて増幅回路を設計し、動作をシミュレーションします。 12AX7を用いた増…

Mitsuharu A.
3年前
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2. 12AU7を用いた増幅回路

本節では、12AU7を用いて増幅回路を設計します。特に、負荷直線を二通り引いてみて、それぞれ…

Mitsuharu A.
3年前
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1. 6DJ8を用いた増幅回路

本節では、前章で作成した真空管6DJ8 (JJ E88CC)のSPICEモデルを用いて増幅回路を設計し、動作…

Mitsuharu A.
3年前
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