みつこ

布大好き人間。

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最近の記事

いなせな祖母とわたしの服について

2020.8.15 終戦記念日 小学生のとき、祖父母などに戦争体験をきいてくるという宿題がでた。 紙とえんぴつもって、近所に住む祖母に話を聞きにいった。 祖母は戦争のことを話したがらず、あの手この手できいてみたけれど、宿題がなかなか進まなくって、泣きそうになったことを覚えている。 学校では戦争体験をたくさん聞いているのに、なぜ何も話してくれないんだろう…わたしにはわからなかった。 20歳ぐらいのときに、ミリタリー風のジャンパーを着て、祖母の元を訪ねたとき、「おばあちゃん、

    • 突然ですが、キツネにつままれた…

      ここ数日、わたしの中で何かがバリバリと音をたてています。 「誰かが私よりうまくやっているから、わたしもうやらなくていいや」とあきらめたことが、何度もあったことを思いだしました。 やりたい事をやっているつもりだったけど、まだまだわたし、遠慮していたみたいです。 普段は布で作品を作っていますが、作っても作っても作品に納得いかないことが続いていました。 販売を予定していた作品も一部、本当に納得していない気持ちを無視できずにとりやめることにしました。 才能がない…かもしれ

      • エプロンがやってきた YAYAYA!!

        昨年の5月、cafe nenem さんというカフェで、初めての個展となるエプロン展を開催させていただきました。 町へでていきたくなるような楽しいエプロンというテーマだったので、タイトルは 「エプロンをきて 町へでよう」でした。なんて贅沢なタイトルなんでしょうか。 今年は「エプロンをきて 家にいよう」ですものね。 昨年も大人気だったインドの刺し子の布を使った腹巻にもなるリバーシブルエプロンです。 多分、わたしのエプロンって、エプロンを超えている。

        • モテたいんだわたしに

          朝、起きて、どうでもいいやなんでもいいやルンルンルンという一回死んでみる瞑想をする。 岡村靖幸の♪モテたいんだきみにだけに〜という歌を熱唱し、そういえば、わたし、布にモテたいんだったということを思い出す。 服を着るときに、クローゼットの中のみんな(服)がわたしを着て〜と言ってくる。どの子もとてもかわいくて、悩む時間は至福の苦悩である。 そして、今日縫うものに合わせて、服を選ぶ。作業着は万端。仕事をはじめる。 わたしはかわいく縫いあげた布に、きゃあ〜、みつこ最高と賞賛を浴び

        いなせな祖母とわたしの服について

          祈り白目祈り白目祈り白目

          地震、台風が続き、身近な人に何人か被害がでた。 その後も同年代の友人が病気になることが続いたり、わたしは祈り続けた。「〇〇さんがどうか大丈夫でありますように」 毎日のように、誰かが大丈夫なようにと祈っていたら、ある日、祈るのが嫌になってしまった。〇〇さんは大丈夫じゃない!と宣言しているような気持ちになったからだ。あぁもう多分みんな大丈夫。ということにして、 わたしは「祈り」を放棄した。 結果としては、幸せなことにみなさん元気でピンピンしておられます。 先だっての春分の

          祈り白目祈り白目祈り白目

          穴場

          わたしは「裁縫アーティスト」と中川允子として、布を使って何かを縫うということをしている。 そして、いま、ナウ、「穴場」という催しに参加しています。 https://mobile.twitter.com/anabanoishi 穴場では、主宰のダンサーの方が穴場ダンスをしていたり、そうじや石を使った摩訶不思議なパフォーマンスがくりひろげられている。 わたしはその中の「あなたの穴場を教えてください」と言う穴場マップの縫い物担当として、手伝いをしている。 来てくださる皆さ

          わたしはあわあわメンタル

          はじめまして。 わたしはわたしの意識と体感覚を常に常にみつめて研究している。 意識とは、自分がいま何をどう感じ、それをどういう風に思っているのか。 どれだけダメだしして生きているのか。わたしはそれをひたすら最高の褒め言葉で全許容できるのか。 そして、その時、身体の状態はどうなっているか。呼吸はしているか、呼吸の深さは?身体のどの部分に力が入っているか。 あぁ、もう自分ってめちゃくちゃ楽しい。 こんなに気持ちがジェットコースターみたいな人、宇宙人にはないでしょう。

          わたしはあわあわメンタル