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ゆめのせかい|ショートショート

にやにやしながら座っている私を周りはどうおもうのだろうか、なんてことを考えることはしないようにする。
じぶんのやりたいようにやるのだ。
妄想がふくらんで、ただただにやにやがとまらない。

まさかこの場所から抜けるのに羽が生えるわけでもない。
いやそうだろうか。

羽は本当に生えないのか?
私に医学的なことはわからないけど、角はこのあいだ生えてきたから羽ももしかしたら生えるのかもしれない。
まだ足元はおぼつかない。
目の前にあるものの名前もわからない。

でもどれが楽しいことかは知っている。
誰といると良いのかということも。
まだその誰かには出会ってもいないけど、ブルームーンが背中を押す。


あとがき

「ブルームーン」と「牡羊座」をテーマに書いたお話です。
占星術に明るい人のお話を聞いていた時におもいついたもの。
もちろん私は牡羊座です。

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