見出し画像

園長や主任との付き合い方で、働きやすさが変わるかもしれない話

皆さんは、園長や主任とどんなふうに仕事を進めていますか?

園長や主任と一緒に仕事をする中で働きにくさを感じていませんか?
働きにくさを感じているとしたら、それはどこに働きにくさを感じているのでしょうか?

私は、仕事をしていく上で、避けては通れない園長(主任)との付き合い方を自分にとって精神的負担の少ないものにできると、働きにくさを軽減することにつながると思っています。

とはいっても、
「うちの園長(主任)と相性が悪くて毎日会うのもシンドイんですよね〜。」
とか
「自分の考えをもう少しスムーズに現場に繋げたいと思っているんだけど、園長(主任)の理解がなかなか得られないんだよね〜。」
とか
「同僚、後輩をマネジメントするのは何となく分かるけど、園長(主任)をマネジメントする方法がわからなくて関係性が築けないんだよね〜。」
などなど、と思われるかもしれません。

“園長(主任)と付き合いづらさや働きづらさ”を感じる背景は
一人ひとりそれぞれあると思いますが、これを意識的に実践するだけで
少しでもその“つらさ”を軽減することにつながるかもしれませんよ、
という話をしていきたいと思います。

仕事上の信頼関係を築く


当たり前のことかもしれませんが、園長(主任)に限らず一緒に仕事をしていく人達と関係を築く上で大事にしていることは“信頼を得る”ことです。
私に対して、“信じられない”“頼れない”と思われてしまったらうまくいくものもいかないですよね。
では、“信じて”“頼って”もらえるには、どうしたらいいか。
やはり、《報告・連絡・相談》が大事。
園長(主任)が「え?知らなかった。」ということをできるだけ少なくする為に、具体的な報連相を密にしていくことが信頼関係の土台になります。

でも、保育現場って忙しくてマメな報連相取りづらかったりするじゃないですか。
しかも、私の職場の園長は忙しい方で園に不在なことが多いんです・・・。

どうやって、マメに、蜜に、報連相をしたらいいんだろう??と考えた末に私は以下のことを実践しています。

・園長のスケジュールをできるだけ把握して、園に滞在している時間に自分のスケジュールを調整して園長に会いにいく(存在アピール・現状の共有)
・園長に自分の考えや悩んでいることをメールで伝える(自分の考え、悩みを共有)
・経過や結果を報告(現場の状況と園長の現場把握のギャップを軽減)

これを続けていくと、「この間のアレはどうなった?」とか「今日は、どんな感じ?」とか「この実践面白いね。」などなど、園長が現場に興味を持ってくれるようになり、今まで以上に現場を気にかけてくれるようになってきました。

園長(主任)の好みを知る

私は、自分の興味がないことを話されても「ふーん・・・。」といった感じで、“聞きたい!”とあまり思えません。もちろん、仕事に関して聞く必要があることは自分の興味に関係なく聞きますが、それは仕事として聞いています。

“関係を築く”ことを前提に相手と話す時は、相手が“聞きたい”と思ってくれる内容、すなわち相手が興味を持っている内容を話せるといいですよね。
それには、相手の好みを知ることがとても役に立ちます。

ただ、相手の好みのジャンルは多岐にわたるし、それを全て知って、そのことについて話せるだけの知識を得るのは大変すぎるので、主に“仕事に関する好み”について知るようにしています。

私の職場の園長は、保育の話がとても大好きで特に子どもの姿について語るエピソードなんかは大好物!これは、私も大好物なので好みが合っていて嬉しい限りです。

園長(主任)の好みを知る為には、これはどうかな?こっちはどうかな?と色んな話を様々な切り口で話してみたり、既に信頼関係を築いている相手との会話を盗み聞き(笑)して真似してみたりして地道に研究してみるといいかもしれません。
その過程の中で、全く興味を持ってもらえず挙句の果てには貧乏ゆすりとかされることもあるかもしれませんが、「あぁ、これはダメか。」といった感じで次の一手を考えてトライする・・・そんな積み重ねが功を奏するように思います。

相手の役に立つ

園長(主任)も人間です。自分の役に立つ相手に対しては、印象が良くなるでしょうし、信頼関係を築く上ではとても有効な方法です。
園長(主任)に“こいつ役に立つな〜”とか“あなたと話すと気分がいいな”とか思ってもらえたら、こっちのもんです。

無理難題に対しては、はっきり「無理です。」と断ることも誠実です。
その時に、無理だと思う理由を伝えましょう。

その際、自分の話を聞いてもらえないようでしたら、まだ園長(主任)と信頼関係が築けていないのかも?と捉えて、次の一手を考えてみるのも一つです。

相手の状況を汲む

園長(主任)も忙しい役職だと思います。(ヒマそうに見えても、ヒマそうに見せているだけだよね♡と思い込む(笑))
自分にも都合があるように、相手にも都合があると思うので、自分の話をできるだけ聞いてもらえそうなタイミングを伺います。もちろん、急を要する場合は別ですが。

自分が悩んでいる時、相談したい時って早く話したい気持ちになりますよね。ただ、相手の状況(都合)を考えず、自分の感情(都合)を押し付けてしまうと欲しい反応が得られづらくなってしまいます。

相談したい→しっかり聞いてほしい、という時ほど相手の状況を汲むことが自分にとっていい結果を得られやすくなるし、相手にとっても相談を受けたことがプラスに働きやすくなると思うので、可能な限り相手の状況を汲むような配慮はしたいですね。

人のせいにしない

保育の現場では、どんなに配慮していても子どもの怪我や保護者からのクレームなどもつきものです。
それらの出来事が自分に起きたとき、または現場で起きた時に園長(主任)から指摘や指導が入ることがありますが、「園の体制が悪いから。」とか「一緒に組んでいた先生が未熟だから。」などと、自分以外に原因があると考えて言い訳する人がいます。

そのような発言をする人のことを周りの人は信頼できるのかな?と考えてみると、やはり信頼には繋がりづらいと思います。

仕事上、起こり得たことは「どうしてそうなったのかな?」とか「自分にできたことはなかったかな?」などと全て自分ごととして考えます。
そうすることで少なくても園長(主任)の心証は悪くならず、信頼関係にもつながっていきます。

ただ、理不尽なこともあり「なんでだよー!」と叫びたくなることもありますが、それは仕事から離れたところで存分に叫ぶようにしています。笑。

園長(主任)もマネジメントで変わる

上記のようなことをボスマネジメントと呼ばれています。
マネジメントというと、上司が部下にすることのように思いますが、部下から上司に対してもマネジメントすることができます。

日頃、付き合いづらいと感じている園長(主任)に対して、マネジメントの視点を持って意識的に動いてみると関係性が変わったり、仕事がしやすくなったりするということを試してみませんか。

園長(主任)に対するマネジメントに関することを、私の実践を通してオンライン保育塾VIREVAでお話しさせていただきます。
興味がある方は、ぜひご参加ください。

研修の概要

研修名
【園長や主任との付き合い方で、働きやすさが変わるかも知れない話】
オンライン保育塾VIREVAのオンライン研修
8月27日(日)15:30~16:30 zoom

マネジメントという方法を取り入れたら働きやすくなる

実は、私は今、主任という役割を担っていますが、私自身のことを周りの先生達にマネジメントしてほしいなぁと思っています。
もっというと、役割(立場)に関わらず互いにマネジメントし合える職場がつくれると1人ひとりの人間関係によるストレスが軽減されて働きやすくなるのかなぁと思っています。

それは、簡単なことではないと思いますがこの記事に出会ったのも何かの縁です。働きやすい職場作りの一歩になるヒントをぜひ、こちらの研修で持ち帰って少しずつ働きやすさを増やしていきませんか。

研修の中では、具体的な事例も取り入れながらお話しさせていただきます。
興味がある方は是非、ご参加ください。

参加方法

この先の有料部分を読むとZOOMのリンクが貼ってあります。当日、ZOOMのリンクから研修にご参加ください。
noteで返金の申請を受け付けてもらえる設定にしてありますので、安心してご購入ください。それでは、8月27日(日)の15:30に、研修でお会いできることを楽しみにしています。


ここから先は

175字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?