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イギリスよりオランダのほうが住みやすいと思う理由

私はイギリスに留学していたこともあって、イギリスが大好きだ。今でも自分の第二の故郷はイギリスだと思っているし、イギリスの食べ物が好きだし、イギリスのカルチャーが好きだし、イギリスのデザインが好きだし、イギリス映画が大好きだ。

そんな私は現在オランダに住んでいるが、イギリス生活が恋しくなることもある。しかし、今回はつくづくオランダに住んでいてよかったなぁと思うことについて書きたい。


トイレが清潔・ちゃんと水が流れる

一番はトイレ。絶対トイレ。イギリスのトイレの汚さはひどい。便座が濡れているとか、床が濡れているとか、紙が床に落ちているとか、そういう汚さもあるが、イギリスのトイレはなんといっても「水が流れない」ことが問題だ。

イギリスのトイレは一回で水が流れず、2回目流すまでしばらく待たなければならず、2回目の水でも流れないこともある。そのまま放置して個室を出る、ということがもう常識となっていて、トイレに入ると前の人のモノが便器に残っていることはしばしば。

オランダではトイレがすごくきれいだ。水は勢いよく流れるのが何より快適。トイレのボタンも大きくて流しやすい。トイレを汚く使っている人はほとんど見かけない。店のトイレなども安心して使える。

部屋のドアがちゃんと閉まる

イギリスの部屋のドアはなんでかわからないけど閉まらないことが多い。友達の家や自分が住んでいた家などで、自分の部屋のドアがカチャっと閉まらないことがあり、常にちょっと開いている、ということがしばしばあった。

オランダの部屋のドアはきちんと閉まる。カチャっと閉まるし、そのうち自然に開いてくる、ということもない。寒いのでこれはありがたい。

会社が交通費を払ってくれる

イギリスでは通勤にかかる交通費は自己負担だ。日本では当たり前に会社が交通費を払うが、ヨーロッパではそれがスタンダードではない。基本的に交通費は自己負担の国が多い中、オランダは会社負担だ。交通費の負担がないので会社から離れた安い家賃の家に住むこともできるし本当にありがたい。

スーパーでいくらが買える

オランダのそのへんにある一般的なスーパーではいくらが買える。小さな小瓶に入っていて6ユーロとか高いが、ふといくらが食べたいとか、サーモン丼が食べたい、とかいうときに本当にありがたい存在だ。

イギリスに住んでいる友達が遊びにくると必ずこのいくら自慢をして御馳走する。絶対に羨ましがられるのだ。

EUに加盟している、大陸に住んでいる

オランダに住んで思ったのはEUに住んでいるという恩恵を受けられること。簡単に他のEU諸国のものが買えるし、荷物がすぐに届く。オランダの隣にあるフランスではお洒落なものが買えるし、ドイツでは安いものが買えるし、ベルギーではおいしいものが買える。

オンラインショッピングでいつもありがたいなと思っているが、車で他国にすぐに行けることも利点だ。ドイツはモノが安いのでよく行くが、そのたびに入国審査を受けなくていいのは大変便利だ。通貨もユーロなので両替の手間がかからないのもいい。

家が広い

オランダ人は背が高いこともあって、家の天井が結構高い。部屋も広々としている。たとえばシェアハウスなどでも、ある程度の広さが確保できる。

これは、イギリスでは住民登録がないのに対して、オランダでは住民登録が義務付けられおり、一人当たりの住居の広さなども決められているからだ。だから、大人数が小さい家に一緒に住むということはできない。イギリスでシェアハウスに暮らしていたときは、リビングを潰して個人の部屋にしている家もあったり、複数人で小さなフラットを借りていた。

そういう劣悪な環境がオランダにはないため割と快適に暮らすことができる。その分イギリスより賃貸の部屋を見つけるのはかなり難しい。








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