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2024/2/20 freeeつばめの巣 Meet up! vol.12 いろいろな企業の経理や組織の”ここだけ”の話 参加レポート

こんばんは、都内のスタートアップで経理をしているmitsu44です。
前回の大忘年会に引き続きイベントレポートを書いてみようと思います。
今回はZOOM参加でした。
※写真撮影の待ち時間に書き始めるも、前回ほど早くは書ききれず。
前回のレポートは↓

執筆サポーターのサンノさんのレポートは↓

今日のイベントは↓でした

LTの1本目は中沢さんのこちら

※発表内容は特定情報も含まれるため割愛致します。

Q&Aの中でいくつか
Q 今から上場子会社の求人ニーズについて
A 親会社の心理は何が何でも連結を期日で締めたい。子会社に経理としてしっかりした人が入ってほしいニーズがある。

Q 今ベンチャーに一人目経理で入るなら最初どのあたりを意識して取り組むか
A ベンチャーは事業理解を意識するのが一番良い

自分バージョンで考えてみると

1社目 上場の中堅商社
オーナー企業で今も体質が古めの会社
経理は10名ほどでした。
古い企業体質のおかげもあり簿記の知識に実務を合わせていく作業はやりやすく、比較的全体も見やすかったので良い経験になった4年半でした

2社目 グローバル製造業の経理
ここでは連結と開示を担当
本社経理だけで50人を超える巨大組織でした。
初めての連結の実務、日英同時開示を行う開示知識と英語力、スピード、海外子会社とのやりとりなどなど刺激的な環境でした

3社目 外食大手の財務
前職に続いて海外子会社関連と開示からスタート
徐々に財務にシフトしていき、財務の中ではCMS導入、M&Aした会社の財務面での統合なども経験しました

現職 スタートアップ
関西から初めての東京勤務
経理のマネージャーとして自分の責任で全部見るのは良い経験が出来ています。目下の課題はスタッフ採用と組織作りです。。
ここまで全部違う業種で働いてきたのは一つの財産かなと思います。

LTの2本目は野崎さん。直近中の人になられた中でこれまでのご経験のお話

ご自身の守備範囲を5段階評価で「経理・経企」「資金調達」「法務」「制度・労務」「総務」「情シス」「採用」でまとめられていた。自分も書けるだろうか

野崎さんのむずかしいと感じられたポイントは
1.管掌範囲の広さ
2.目標設定の曖昧さ
3.ロールモデルが不在

この辺りで首がもげるほどうなずく
自分のポジションで見るのは経理だけですが、それでも大いにわかります

1.管掌範囲の広さ
・範囲が幅広く、自分よりベテランのメンバーも居て脳の切り替えコストが大きいポジション
・経理の相談の後に情シスの相談、弁護士と話したりと分野がガラッと変わることもあったとか

私自身はまだ経理だけなので脳の切り替えコストは、経理⇔経企、経理⇔事業部くらいですが、スタートアップの管理部長とか考えると難しそう。この後の分かれてでのお話でもその立場の方々が話されていて大変ながらもやりがいがありそうだと感じました

2.目標設定の曖昧さ
・成果を定量的にはかれない
・差し込みが多く、影響を受けがち
・プラスを生み出せないことも
チームの目標設定、メンバーの目標設定に影響を受けやすい。
求職者対応やってたら目標達成できずとか、
自分はかなり頑張ったが評価されないという悩み等

スタートアップだと半年の目標立てても会社の事業環境の変化でやっていくこと変わっちゃうよねと感じる今日この頃。
メンバーの出入りも激しめな中で管理部門の水準を保ちながら発展させていくのもそれなりに大変ですが、より上の役員層に理解いただけるように日ごろからコミュニケーションが取れていないと厳しいなと思います。

3.ロールモデルが不在
・社内に目指せる像が少ない
・自分の専門性がどんどん薄れていく
・キャリア迷子になる

私自身は経理に限った話ですが、今まで上司は経理キャリアの人ばかりでした。今の上司は経企出身。社内に目指せる像は同職種ではいない。どうキャリアを描くかは自分自身との戦いです。
専門性の話もわかるところで、オペレーションを回すことに工数が割かれ続け、上場企業でやっていたような経理論点を深めたり、ゴリゴリ開示調べたりが出来なくなってきて専門性が薄れがち。
自分自身の軸はしっかり持っていかねばなと改めて思います。

35歳限界説は35歳で熱量を持てなくなるから言われるとXで見かけましたが、来年35歳になるにあたり熱量は持ち続けたいなと改めて思いました。

お読みいただきありがとうございました!
次回はオフライン参加できると良いな

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