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旅行がポシャったので…映画『インサイド・ヘッド2』を観に行った話

ご多分に漏れず、今週は夏期休暇をいただいております。

とはいえ、前半は墓参りくらいしか予定を入れておらず、ほぼ「朝起きてコーヒー淹れて午前中買い物行って午後ボケッと過ごして夜寝る」というルーティンで、自堕落な生活を送っておりました。

ただ、休暇後半には楽しい楽しい予定が控えていました。

「ミラーレスカメラも購入したことだし旅行でも…」と、日帰り旅行の計画を立てていたのです!

……だが、しかし。

無念の旅行中止

台風7号という輩のせいで、東海道新幹線が運休あるいは大幅な遅れの可能性があるとのことで、検討の末、泣く泣くキャンセルすることになりました。

こんなことになるのであれば、もっと早めに行く予定を立てておけば良かったと後悔しましたが、過ぎてしまったことは仕方ないです。

ただ、このまま何もせずどこへも行かず9日間の夏期休暇を終えるのも寂しすぎる。。

ということで、久しぶりに映画館へ映画を見に行くことにしました。

さて、何を観ようか

近場の映画館を何カ所か比較検討した結果、今回はTOHOシネマズを利用することに。

で、何を観るか。

スケジュールを見ても、特段「これ観たい!」と渇望するほどの映画はなさそう。

こんな時は無難にアニメでも…と思って調べていると、ディズニー・ピクサーの新作映画『インサイド・ヘッド2』が目に入りました。

いい歳のおじさんではありますが、ディズニー映画って結構好きなんです。
意外とストーリーが凝っていたり、人物設定もしっかりしているので、没入できる作品が多いような気がします。

そして、元々涙腺弱い方なので、ウルウルくることもしばしばあります。

ということで、『インサイド・ヘッド2』のチケット(座席指定)をネットで購入し、数ヶ月ぶりの映画館へ行くことに。

ただ、気になることがひとつ。

『インサイド・ヘッド』(1作目)観てないんですよね……。

「1」見てないけど大丈夫?

すかさず、「インサイド・ヘッド2 1見てない」で検索。

知恵袋的サイトを見てみると、結構”同志”がいる模様。

「1を見ていた方が楽しめますよ」という優等生的回答はスルーし、ネタバレもなさそうな回答を見る限り、とりあえず1作目を観ていなくとも、何とかストーリーにはついていけそうな感じがしました。

「~2」の公開に先立って1作目がテレビで放映されていたようですが、当然観ておらず。。

また、このためだけに『ディズニープラス』に加入して予習するのもどうかと思ったので、とりあえず当たって砕けろ精神で「~2」を観に行くことにしました。

いきなりの『インサイド・ヘッド2』

観に行ってきました。

『インサイド・ヘッド2』ポスター

率直に感想を書くと、やはり1作目は観ておいた方が良かったですね……。

ただ、必ずしも観ていなくても「何となく」ストーリーの背景は分かります。

ざっくり説明すると、「ライリー」という主人公の少女の脳内にある司令室的なところで、擬人化された感情たちが彼女を導く物語というのでしょうか。

一応、映画の冒頭で、恐らく1作目のメインだったであろう「ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリ」という5つのキャラクター(感情)の特徴が紹介されるくだりもあります。

今作(~2)は、思春期を迎えたライリーの脳内に新たに4つのキャラクター(感情)が加わり、大人(の感情)へと変化していく”成長”や”葛藤”がテーマとなっています。

”1作目は観ておいた方が良かった”と書いたものの、あくまでストーリーの背景的な部分の話であって、「~2」だけ観ても、ひとつの映画作品として楽しむことはできました。

ディズニーらしい小さな子供向けの要素はありつつも、ストーリー的にはどちらかというと大人にも刺さる内容に仕上がっています。

僕のようないい歳したおじさんが観ても、「そうだよな~その頃そういった葛藤ってあったよな~」と”ナツカシ”むこともありましたし、「そういう感情や経験も含めて”自分”なんだよなぁ」と考えたり……

そして、物語の終盤は若干ウルッときたりもしました。

「1作目がかえって気になる」という不完全燃焼感はあるものの、そこそこの満足感を得ることができました。

また、上映時間が90分台と短めなのも良かった…

ここ数年どうも”近く”なり、2時間を超える映画だと恥ずかしながら離席することもしばしばあるのですが、この上映時間は何とか我慢できるレベルです。
(というか、本来は”お子様がじっと我慢して見られる時間”なのでしょうが)

おわりに

残念ながら旅行の計画は中止となりましたが、何とか夏期休暇の思い出をひとつ作ることができました。

1作目の『インサイド・ヘッド』も、何れ機会があれば観てみようと思います。

ちなみに、『インサイド・ヘッド2』の公式サイトを見ていたら、「脳内メーカー」というページがありました。

ニックネームを入れることで簡単に診断できます。

試しにやってみました。

『インサイド・ヘッド2』脳内メーカーの結果

『現実逃避』、大好きです。

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