本部商談を成功に導くデータ活用術(併売分析編)
「商談が決まらない」「なかなか決まらない」
ーこうした悩むを抱えるメーカー担当者様は少なくはないと思います。
そんなメーカーご担当者様必見です。
クロスMDによる販促提案の成功事例
今回は、大手乳業メーカー様を例に、POBデータの併売レポート分析を活用し、実際に本部商談で自社商品の優位性を裏付け、バイヤー提案の説得力をアップさせた成功例を紹介します。
メーカー様の課題
本事例の大手乳業メーカー様(自社商品:ヨーグルト)は、小売り商談の際に商談材料が不足しており、企画採用へ至るためのメリットを感じてもらえる魅力的な提案が難航し、大手他社メーカーと商品の差が付けにくいなどの課題がありました。
フルーツメーカーとのクロスMD(マーチャンダイジング)提案を進める中で、併売の根拠となる『自社商品の購入層が「フルーツを併売する」仮設はあるが、根拠となる数値が無いこと』が、ネックになっていました。
クロスMD(マーチャンダイジング)による販促を提案する場合、併売率の高い組み合わせを発見することが重要ポイントとなります。
レシートデータで分析したことは?
1.自社と他社(競合)のヨーグルトとの併売状況の比較
2.自社と他社(競合)のヨーグルトとフルーツの併売状況を比較
3.フルーツと併売されているカテゴリー分析
4.フルーツとのヨーグルト商品の併売状況
5.競合他社商品とレシート1枚あたりの金額の比較
メーカー様の課題に対するまとめ(分析結果)
・併売されているフルーツについての根拠が得られた
分析前までは、「ヨーグルトとフルーツの併売率」に関する具体的な数値根拠はなく、経験や感覚だったヨーグルトとのフルーツの併売状況が、POBデータを分析することで、キウイが最も傾向が強いとの根拠が得らました。
詳しい分析内容はこちらをご確認ください。
https://www.sbfield.co.jp/column/20220201-17395/
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