レシートで判明!人気のコンビニスイーツ
今回は、全国のPOB会員男女1037人(平均年齢47歳)に、「コンビニスイーツの購入に関するアンケートを2022年3月14日に実施しました。購入状況やコンビニ3社(ローソン、セブン、ファミマ※レシート枚数の多い順)のレシートから、最新人気スイーツを分析します。
コンビニがスイーツの買い場に!男性でも8割が購入
まず、「直近半年以内にコンビニスイーツを購入したか」尋ねると、女性(N=546人)では、9割以上(90.8%)、男性(N=491人)でも、およそ8割(79.0%)が「購入経験あり」と回答しました。
「購入のきっかけや理由」は、購入理由は、「おいしい」(66.0%)が最も多く、「値段が手ごろ」(50.4%)、「気軽に買うことができる」(47.0%)、「自分へのご褒美」(26.2%)が続きました。
コロナ禍の外出自粛生活で百貨店や専門店に出向くのが難しいなかでも、自宅近所で、利便性の高いコンビニがスイーツの買い場になっていることがわかります。
直近半年購入のコンビニスイーツ1位は「シュークリームやエクレア」
次に、上図は「直近半年以内に購入したコンビニスイーツの種類」を尋ね男女別にまとめたものです。
男女ともに、1位~5位までは同じ種類で、「シュークリーム・エクレア」、「ロールケーキ」、「プリン」、「チョコレート菓子」の洋菓子に次いで、「団子・大福・わらび餅」などの和菓子もランクインしています。
コンビニ3社人気スイーツを調べてみた
続いて、コンビ3社のスイーツ購入レシートから、人気商品を分析しました(調査期間:2020年9月~2022年2月)。
お気に入りのスイーツなど、男性コメントを抜粋して紹介します。
※ここで言うコンビニスイーツは主に冷蔵ケースで販売されていると思われる商品を想定し、図表は上位10商品を抜粋しています。
ローソンの1位は定番●●●●だった
まずは、ローソンの1位は定番の「プレミアムロールケーキ」、2位「どらもっち」、3位「大きなツインシュー」となり、3商品でローソンウチカフェスイーツの4割の構成比を占め、4位「もちぷよ」、5位「もっちりクレープ生チョコ&チョコチップ」が続きました。
かつて、バスク風チーズケーキブームの火付け役となった「バスチー」は、9位という結果になりました。
セブンは、流行りの●●●●が1位に輝く
続いて、セブンの1位は流行りのマリトッツォを和風にアレンジした「どらやきマリトッツォ」、2位は冷蔵ケースで販売されるドーナツ「クラウンリング ショコラホイップ」、3位「しろもちたい焼き」、4位「発酵バター香黄金色スイートポテト」、5位「金のしっとりバウムクーヘン」という順になりました。
ファミマの1位はフランス産の発酵バター香る●●●●
次に、ファミマのスイーツをみていきます。1位の「こだわりのしっとりバウムクーヘン」が2位「ふわほろエアインチョコサンド」に10pt以上の差をつけ、3位「天使のチーズケーキ」、4位「ふわふわケーキオムレット」、5位「Wクリームエクレア」が続きました。
コンビニスイーツ売れる価格は200円前後?!
今回調査したコンビニ3社の、1位~10位までの平均販売価格は(全て税抜)
ローソン→「169円」、セブン→「190円」、ファミマ→「205円」
となりました。専門店よりも値ごろ感のある価格帯だと、消費者もまずは手に取ってみようという気になるのかもしれないですね。
番外編)コンビニスイーツの望むことは?
最後に、コンビニスイーツに望むことを尋ねると、男女ともに「安く」「手頃な価格」といった値段に対する要望が多くみられました。
その他の要望を、男女別でピックアップしました。
女性→「複数入り、ダイエット、健康志向」
男性→「ボリューム、ECO、ご当地食材」
これまでの調査結果をみると、コンビニスイーツは、定番の人気商品だけではなく、トレンドのマリトッツォに別商品を組み合わせ新しい味に進化させたり、プリンやたい焼きなどの定番スイーツを、今の消費者の好みに合うようにアレンジするなど、ユニークなアイデアが光る、人気商品がレシートからわかりました。
レシートと消費者アンケートで様々なトレンドを分析しています。
データに関してご質問等ある方は、お気軽にお問合せください。
https://www.sbfield.co.jp/contact/contact-corporation/
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