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いいドラマにはいいセリフがあるなと思う

「高いアイス食べる資格がないんじゃないかってこと?」
「そんなことないです。つらさに資格なんてないです。どんな立場にいる人にも、つらさはあるわけで。どっちがつらいとかそういうの意味ないです。
つらさに順列なんかないです」

(『日曜の夜ぐらいは…』最終話より)

ドラマの最終話って、早く見たいけど、終わってほしくないから見たくない、みたいな葛藤を抱えがちなのは私だけでしょうか。今回は『ペントレ』とか特にそれで、1週間くらい寝かせてから見ました。そう思うドラマって、つまりはいいドラマだったということで、終わってしまうことが、終わらせてしまうことが惜しい、みたいな。

前にBSで放送していた『しずかちゃんとパパ』なんて、終わらせたくなさすぎて、最終話、結局見ずにここまできてしまいました。今度地上波でやるので、今度は最後まで見ようと思います。

という寝かせっぷりで、『日曜の夜ぐらいは…』の最終話をようやく視聴。1クールに1本くらい、ああ、見てよかったな、というドラマがあるのがうれしいです。そしてそう思うドラマにはだいたい、残しておきたいセリフもあって。

生きるとは、どんなことがあっても思考を止めず考え続けることなのだと思います。

(NHK・2021年放送『ここは今から倫理です』)

NHKで2021年に放送された『ここは今から倫理です』。いいドラマでしたね。漫画が原作。名言多めでした。主演の山田くんがとてもよかったです。

無理に気持ちに、関係に名前つけることないよね。ないと思うよ。そっとしておけばいい。でも、その関係が大事なんだね、無くしたくない。
それは守らないと。
無くしたくないものは、守らないと。

(日テレ系・2021年放送『ウチの娘は、彼氏ができない!!』)

こちらは日テレ系、2021年放送の『ウチの娘は、彼氏ができない!!』より。脚本は北川悦吏子さん。このドラマもいいセリフいくつもありました。トヨエツがまたいい味を出されていて。

上記のセリフは、恋の経験が少ない娘が、仲のいいお友達に対して抱く感情がどういうものかわからずに悩んでいて、それを知り合いの男性に相談したときの、男性からの言葉。さすがです、北川さん。

人生休むのも、あながち悪いことばっかじゃないぞ。

(日テレ系・2021年『コントが始まる』)

日テレ系・2021年『コントが始まる』。脚本は金子茂樹さん。『プロポーズ大作戦』とか『ハチミツとクローバー』とか『SUMMER NUDE』とかの脚本を書かれた方なんですね、ドンピシャ世代です。

『コントが始まる』も名作でしたね。名ゼリフはほかにも3つ4つくらい書き残しているので、またそのうちまとめてみたいと思います。

夏クールのドラマも、どんな素敵なセリフに出会えるか、たのしみです。

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