晩秋の山中湖キャンプ・2日め（三ツ峠山登山）

11月始めの三連休に行った、山中湖キャンプの２日めです。１日めの記事はこちら。

 ２日めのメインイベントは大学～20代まで登山をやっていた、夫presents！三ツ峠山登山でした。

三ツ峠山について

 夫以外は登山初心者ということで、夫が「富士山近郊で登りやすく楽しい山」をセレクトした結果、三ツ峠山（標高1785m）を登ることとなりました。

 山頂近くからは天気が良いと富士山を一望できるとのことで、期待が膨らみます！

 今回のルートはメジャーな表登山道ではなく、割とマイナー（らしい）の裏登山道を往復で行きました。他サイトで紹介されている今回の登山ルートはこんな感じです。

三ツ峠登山口から三ツ峠山|日本アルプス登山ルートガイド

行程（2日め）

 2日めの全体的な行程はこんな感じでした。（GoogleMapによる）

 山中湖畔（車移動）～河口湖付近のコンビニで食料調達～三つ峠裏登山道（ここから徒歩）～三つ峠山荘～三つ峠裏登山道（ここから車移動）～オギノ河口湖店で夕飯の買い出し～紅富士の湯～山中湖畔、という行程です。

登山ログ

 山中湖畔のコテージから、まずは昼御飯や行動食を調達するために車で河口湖付近のコンビニへ。道中からはすでに富士山が見え、期待がさらに膨らみます…！

 コンビニを後にして、再度車にて三つ峠の裏登山道に向かいます。国道137号の三ツ峠入り口から脇道に入ると、うねうねの山道となります。三ツ峠入り口から登山口までは、歩きだと一時間かかるそうですが、我々は車で登山口へ…。

 登山口はこんな感じです。すでに紅葉！裏口と言いながら、このルートは人気があるようで駐車場はギリギリ一杯でした。

 トイレを一通りすませて12時少し前から、早くも登山を終えた方々とすれ違いながらの登山です。写真はHさん一家とうちの下の子。

 登山途中の風景。たまになかなかの急坂があり、息がきれてきます。

↑「葉っぱのフレディを見つけた！」by上の子。

 25分くらい登り、途中にあるベンチで休憩。体育会系の運動をしている若者２名（バスケ部のHさんのお子さん・サッカーをやっているうちの下の子）を除いては、みんな汗ダクダクです。汗を拭いて服の調整をして、行動食（おにぎりから一口チョコまで様々）を食べて、残り半分を登ります。

後半になると、パーティの順番は自然とこんな感じ↓になりました。

①Hさん父子＋うちの下の子（ハイペース組）②Hさん母と私（ミドルペース組）③うちの夫と上の子（ローペース組＋リーダー）

というわけで登山後半の風景。

 尾根に出て「そろそろだ！」と思った頃に分岐が登場します。我々は右の三つ峠山荘方面へ…

 登山口から約50分、三つ峠山荘につきました！でも残念ながら富士山は雲のなか。

 お昼を食べている間に晴れてくるかもね、ということで三つ峠山荘の庭にあるテラスでお昼です。コンビニおにぎりやお弁当を食べたり、バーナーでお湯を沸かしてコーヒーやスープを飲んだり。（こういうところの暖かい飲み物って、どうしてこんなに美味しいんですかね？）

 下の子はここまで来ても、相変わらず汗ひとつかいていませんでした。普段のサッカー練習のあとは、水でもかぶったか!?というレベルで髪がビショビショになるのですが。「サッカーのほうが登山よりずっと大変だよ！試合が大変だって、これでわかったでしょ？」ですって。トホホ…

 とやっている間に雲が晴れてきました！

 素晴らしい眺めに、テラスで一緒にいた方々もみんな「素晴らしいですね～」と言いながらカメラをパシャパシャ。夫も「三つ峠はこれが見れないとね！」とご満悦。いや、ホントに素晴らしい眺めでした。

というわけで下山です。えっ、頂上？今回の登山の目的は登頂でなく、富士山観賞ですよ？(笑)

 下山もなかなか急でしたが、全員怪我もなく40分ほどで下りることができました。下山後は余裕があったので、少し面白い写真を撮影。

登山後のお楽しみ

 登山後は昨日と同じくオギノ河口湖店で夕飯の買い出しをした後で、汗を流すために山中湖村村営の立ち寄り湯「紅富士の湯」へ向かいました。

富士山を眺めながらの露天風呂 | 山中湖温泉 紅富士の湯

 「紅富士の湯」は、本当にこれが村営なの？というキレイさとお風呂の充実っぷりで、ついつい長風呂になってしまいました。露天が岩風呂と桧風呂の２種類あるし、ジェットが出る寝風呂や全身気泡風呂とか…（しかしこれが仇になったのかも。詳細は後述）

キャンプ飯（2日め）

 風呂も上がって、よい気分で２日めの夕飯担当は我が家！と思いきや、私が疲れ＋湯あたりでもしたのか、激しい頭痛に見舞われダウン！どうする我が家！

 …と思いきや、息も絶え絶えの口頭伝達レシピと材料で、夫はなんとか「チゲ鍋と〆ラーメン」を提供してくれました。本当に夫には感謝しかありません。

 一方私はというと、３時間ほどテントの寝袋で爆睡したら無事に復活し、後から夕飯を食べることができました。よかったというか、申し訳ないというか…。

雨が降った！

  私が遅ればせの夕飯を食べ終わる頃、予報よりも早く雨が降りだしたのでみんな慌てて道具をタープの下に寄せて、テント内に撤収！少し早めながら就寝となりました。

この頃書いたTwitterのよいこと３つ。

テントの中で雨、なう。

①峠から晴れた富士山を見ることができた！
②トレッキング帰りで体調不良の私の代わりに、夕飯を夫が作ってくれた！
③日帰り温泉が楽しかった！#みんなdeポジティブ人間化#今日のよかったこと3つ

日中は雨に降られずラッキーでしたな。明日は都内に戻りまーす。 pic.twitter.com/YQxJMCwSTH

— 狐 (@mitomoK) November 3, 2019

 寝入ってしばらく経った夜半過ぎ、私はヒヤリとする感覚で目が覚めました。周囲をいろいろ触ってみると、どうやらテント入り口のあたりから雨漏りがして、私の腰回り付近のみが水没しているようでした。幸いにも寝袋の中には浸水していないようだったので、気にしないようにして寝ることにしました…。

 ３日めへ続く。