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水戸に「建築の聖地」誕生❗️「新水戸市民会館」完成(2022.11.13)

今日(2022.11.3)、水戸市新市民会館の竣工式典が行われました。

まずは、ブロンズ像の除幕式。

「永久に Forever」 作:能島征ニ

この彫刻は日本芸術院会員の能島征ニ氏の制作によるもので、水戸市新市民会館の完成を記念し、芸術文化の拠点として永久に発展することを願って建立されました。

新市民会館の窓ガラスに水戸芸術館のタワーが映し出され、新たな景色を作り出しています。

水戸芸術館のタワーに飛び立つ女神

新市民会館の「やぐら広場」が、本日限定で一般公開されました。

この建物は、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した伊東豊雄氏の設計。
どんな建築物になっているのか楽しみです!

やぐら広場1
やぐら広場2

「やぐら広場」とは?
木製の柱や梁を組み上げて作られた多目的に使うことができる屋内広場。
「毎日がお祭り」のような親しみやすい大空間です。

外装・内装ともにモチーフデザインとして、日本古来より伝わる和柄「矢羽柄」が使われています。
「矢羽柄」は、弓矢の上部にあしらわれた鳥の羽の部分をモチーフにした模様で破魔矢と同じく邪気を払うという意味があり縁起の良い模様。

外装ルーバーの矢羽柄

木材がふんだんに使われ、木のぬくもりが伝わります。新しさの中に、どこか懐かしいが感覚に包まれる空間。

来年(2023年)12月には、G7内務・安全担当大臣会合の会場となることが予定されています。

新市民会館に隣接する「水戸芸術館」を設計した磯崎新氏も「プリツカー賞」を受賞しています。

水戸は、プリツカー賞を受賞している2人の建築家の作品が同時に見られる貴重な場所になりました。

水戸に世界に誇れる「建築の聖地」が誕生!

水戸市民会館と水戸芸術館
水戸市民会館と水戸芸術館

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