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献立の「最適解」に辿り着いた

結論から言うと、最適解の献立はご飯+味噌汁+漬物である。

ここに書いた通り、ダイエットのために日々栄養バランスの良い健康的な食事をとれるよう頑張っている。

先月くらいから寒くなり、やっと自炊の最強カード:鍋をきることができるようになった。レンチンできる鍋を買ってからは晩ご飯は毎日鍋を食べていた。鍋以上に手軽に野菜を大量に摂取できる料理はないし、晩ご飯を鍋に固定化することで献立に悩むことがなくなった。料理の工程で最も面倒くさいのは献立を決めることなので、1番面倒な工程がなくなった。まさに良いことづくめ。

ただ鍋にも弱点があって、暖かくなったらどうしようということである。別に真夏のクソ暑い日に鍋を食べても一人暮らしならば何の問題もないのだが、でも春夏に鍋って……という気持ちがあったので、鍋の代替料理を見つけることが暖かくなるまでの課題だった。

でも鍋以上の料理を思いつく気がしなかったので、もう夏になっても鍋でいいじゃんと思い始めた。そんなある日、ふと鍋の素じゃなくて味噌を入れれば味噌汁になるのでは?と思い、鍋を作るのと全く同じ要領で味噌汁を作ってみた。

これがめちゃくちゃうまかった。すごくおいしかったので次の日もまた次の日も味噌汁を作っていて、結局ここ1ヶ月外食した日を除いてずっと味噌汁を食べていると思う。鍋は鍋の素を変えないと飽きてくるのに、味噌汁は毎日食べても飽きないのがすごい。

鍋のときは主食はご飯だったりうどんだったりそばだったりだったが、味噌汁にしてからはご飯一択。そしてご飯、味噌汁と来ると、キムチとかたくあんとかの漬物を添えたくなるので(今まで漬物の何が良いのかわからなかったのに!)、ご飯+味噌汁+漬物という教科書みたいな和食メニューが最近のわたしの献立である。

冷凍ご飯をラップのまま食べる実績解除

以前オートミールダイエットをしていたときに、オートミール粥を持っていこうとして買ったもののあまりにも口に合わなすぎてほぼ日の目を浴びることがなかったスープジャーがあったので、会社に持っていく弁当の献立もこれ。ご飯+味噌汁+漬物を昼と夜の2食食べてる。休みだと朝と夜。1日2食食べても飽きる気配がないのは日本人のDNAのおかげだと思う。マジでこんなずっと食べても飽きない上にヘルシーで栄養満点の料理を生み出してくれた日本人のご先祖様たちに感謝が止まらない。

模範的な日本人の朝食

というわけでもはや献立はご飯と味噌汁と漬物で十分という結論に辿り着いた。この献立って「正解」だから模範的な食事として今日に至るまで伝わっているんだよな。しかも味噌汁なら暖かくなっても食べられるし!

その後調べてみたら、土井善晴先生が唱えている一汁一菜主義と全く同じで、完全に「正解」の結論じゃん!!!!となった。

土井 そう、食との向き合い方に悩む人にとって、わかりやすい入口になるのではと考えたのが“一汁一菜”やったんです。一汁一菜とは、ごはんを中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ1品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイルです。
 昔の庶民の暮らしではおかずはつかないことも多かったから、実際には「みそ汁、ごはん、漬物」だけで一汁一菜の型を担ってきました。だから、いまだって、おかずをわざわざ考えなくても、ごはんとみそ汁を作り、みそ汁を具だくさんにすれば、それで充分「一汁一菜」なんです。
 ごはんを炊いて、具だくさんのみそ汁をつくる。これだったら料理の上手下手もないし、男女の違いもないし、一人からできる。10分もあれば食べ始められます。栄養面でいえば、日本人はずっとこれを続けてきたのだから、毎日3回ずっと食べ続けたとしても元気で健康でいられるはずです。まあ、ええことだらけなんですよ。
 考えることはいりません。日常の食事を一汁一菜と決めてしまえば、食事作りのストレスはなくなります。
https://kokocara.pal-system.co.jp/2016/12/19/ichiju-issai-yoshiharu-doi/

一言一句わたしが辿り着いた結論と同じすぎる。土井先生が言ってるなら正解。自力で「食」の正解に辿り着いてしまったな……。


デブ舌なので洋食大好きマンなのだが、あすけん生活を始めてから外食でも和食メニューを選ぶようになった。というか日本食ってすごくないですか。海外のお国料理って多くが脂質爆弾すぎてヤバいのに、日本食って低脂質なメニュー多いし、材料多く使う分PFCバランスも優秀だし、本当になんでこの凄さに気付かなかったんだろうと20数年生きてきて思った。

というわけでこれから外食するとき以外はご飯と味噌汁と漬物で生きます。


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