寝ても覚めても眠たい夜は、湯舟につかろう。
「体力が落ちたんじゃない?」
ここ2週間くらい、ずっと眠たいんだよねと相方に話すと、思いもよらない角度から言葉が返ってきた。確かに、赤ちゃんや年を重ねた老体になると、体力が落ちてまとまった睡眠がとれないのだと聞いたことがある。
寝起きの気だるさがあるわけでもなく、睡眠が短いわけでもいない。朝は「あ、朝だな」と(すっきりとまではいかないが)気分が悪いわけでもないけれど、ただ、起きて数時間経つと身体がスリープモードに入るようにオフになる瞬間がある。
そうなった時、いつもなら15分の仮眠を取ったほうが、無理に睡魔に抵抗するよりも効率が良いので眠るのだけれど、今回の”それ”は15分のつもりが1時間は寝てしまうからタチが悪い。
以前の完璧主義の私なら、つい「寝すぎてしまった…」とか自己嫌悪が入るけれど(いや、今回も寝坊して『ありえない!!』と叫んで起きて10分で家を出た日もある…。)とはいえ、身体と心の健康が繋がっていることを身に染みて体感してきたこのフリーランス歴2年。
最近やっと「この身体は今、なにを私に教えたがっているのだろう…」と一時的に誤魔化すのではなく、根本の原因を探すようになってきた。
「体力が落ちたんじゃない?」
確かに、インタビューライターになってからデスクワークが増え、シッターや日常生活を送る上での動きはあるものの「運動」ということは習慣になかったことに気付く。幸い、暮らしの拠点を置く場所は海も山も近く、ウォーキングするにはもってこいの好立地。
…ただ、いきなりハードルを上げると続かないので、まずはYouTube先生に家でできる宅トレを教えてもらおうか…。
なんてことを考えながら、お風呂に入っていた夜のこと。ふと、お湯の溜まっていない浴槽を見て、夏の暑さが増したここ数週間はシャワーだけで済ませ、湯船に久しく浸かっていないことを思い出す。
(寝る前のルーティーンを変えてみようかな?)
今日はもうシャワーを済ませてしまったので、明日の私が心地よく入れるように浴槽を洗い直す。明日は入浴剤を入れて、身体を温めてから眠りにつこう。
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