Ayano

92年生まれ/対話者/海よりも空が好きな人/「私なんて」と思う人生と「私でよかった」と…

Ayano

92年生まれ/対話者/海よりも空が好きな人/「私なんて」と思う人生と「私でよかった」と思える人生。どちらも歩んだ「今」の想いを綴ってます。もうひとつのアカウントhttps://note.com/irodoru_mylife

マガジン

  • 備忘録/映画

    ただ観るだけに終わらず、その直後なにを想ったか。それは、観るタイミングによって違うものだから、自分の記憶を記録していくための場所。もし同じものを観たなら「あなたは何を想った?」コメントで教えてくれたら嬉しいです。

  • 人生の節目に遺した想い

    「人生の節目に想いを遺すcorelight interview」 私の願いから生まれたサービスを、自分でもちゃんと味わいたくて。もうひとつの、私のSTORY。

最近の記事

  • 固定された記事

かぞく写真は、全員揃って撮らないと意味がないと思ってた

前提として、私はかぞくが大好きだ。この30年の月日の中にはいろんなことがあったけれど、それでも父方、母方の従姉妹を含めた親族と毎年集りには欠かさす参加しているほど(むしろ楽しみにしているくらい)、私にとってかけがえのない存在であり、大切に関係性を育み続けたいという想いがブレることは一度もなかった。 我が家のお正月には、親戚が一同に集まって食事を囲む。それが毎年の恒例行事だけれど、年を重ねるごとにみんなが集まることは難しくなってきた。 特にここ数年は、祖父も叔父も他界。「今

    • 人の人生を聴く仕事/対話者になるまでの軌跡を振り返る

      知ることで、想像することができる。 想像できると、世界は優しくなると思う。 100%「あなたの気持ちが分かる」なんてことはないけれど、それでも「あなたのその気持ちと似た経験や感情を知ってるよ」と言えるだけで救われる瞬間があるし、少なくとも私は、いろんな人の人生に救われて今日まで生きてきたと思ってる。 小さい頃、絵本が大好きだった。 小学生になってからも図書委員長になるほど図書室に通い、特に伝記を読むことが好きだった。 アンネフランク、ナイチンゲール、ダイアナ王妃、エ

      • Danaのレシピ本/2025年夏に発売決定!

        「みんなのいのちが輝く社会づくり」をビジョンとしたDana Village(ダーナヴィレッジ)は、福島県西会津町安座地区にある小学校の旧分校を利用して活動しています。 国内外から農業ボランティアの人たちが集まるこの場所では、自然と調和しながらホリスティックで自分らしく生きられる人が増えるような取り組みをしています。 国が違えば食文化も様々。いつからか、彼らが作ったレシピが1冊のノートに集まっていました。 環境・倫理・健康面から、動物性の食材を使わなくても満足感のある、人に

        • 生きるチカラとは「生きるのに本当に必要な知識」と「人と繋がれるチカラ」だと思う

          スーパーから物がなくなった。きっと、連日の地震の影響やネガティブなニュースの影響だろう。 ふと、コロナ渦のそれを思い出す。みんながいつ終わるのか分からない混沌としたなか、必要以上にモノを買い占めるという社会現象が起こっていた、あの時。 もしかしたら、大勢の人を助けるための「必要な数」だったのかもしれない。大切な人を守るための行動、少なからずそういう人も多かったのだと思う。 地震や予想できない事態に、備えることはすごく大事だと私は思う。いつ来るか分からなものを予測して、で

        • 固定された記事

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        記事

          漬物のように漬けられている下書きたち

          書きはじめても、書ききれず。 でも、確かに感じたことを書き留めておきたくて、いつか完成させたいと思いながらも、途中で筆が止まり一時保存をしている「下書き」が沢山ある。 今まではそれを「無理に書こう」「書ききろう」としていたけれど、それはやめた。自分のなかからあふれ出たものだけを出す。そう決めた。 言うならば、これは熟成期間なんだと思う。 ただ放っておくのではなく、寝かせているだけ。 きっと、必要な時に、言葉にしたいタイミングで表に出てくる。その時を焦らずに待ちつつ、

          漬物のように漬けられている下書きたち

          あけっぱなしにした扉を”わざわざ”閉めにいくよりも、毎回閉めた方が選択肢が広がる話

          毎週月曜日と木曜日は可燃ごみの日で、いつもなら週に一度どちらかに行けば良いくらい捨てる量は少ないのだけれど、夏はどうもそうはいかない。 決められたごみ捨て場所まで行くのに、扉は4つ。ひとつは玄関。これはもちろん開けたら締めて、鍵までする。問題はのこりの3つ。どちらも地続きで敷地と外を隔てるためのものだけれど、どちらも手動。目的地までは片道歩いて30秒というところか。 この30秒後には、もちろん来た道を帰るという時間が待っているのだが、たった一分の間に開けて、閉めてを計6回

          あけっぱなしにした扉を”わざわざ”閉めにいくよりも、毎回閉めた方が選択肢が広がる話

          何を食べるかで身体がつくられ、変わるように。情報もまた、何を見るかで表現も思考もつくられ、変わる。

          今日一日、別の場所で、別の人から同じようなメッセージを受け取ったので、これは私にとって必要なものなのかも?と思って急遽メモ代わりにnoteのタイトルにしてみた。 今日は9:00から活動がスタート。新しい学び+コミュニティのキックオフ→部屋の掃除→大切な人が逗子に来てくれたので、プチリトリートのような時間を過ごし→サポートしているアカデミーの壁打ち→お風呂やご飯を終え→応援しているプロジェクトの進捗+最新情報のキャッチアップ→週末開催予定のワークショップの資料整理。 時刻は

          何を食べるかで身体がつくられ、変わるように。情報もまた、何を見るかで表現も思考もつくられ、変わる。

          移動手段の選び方/電車に酔う私にとって、高速バスは動くオフィス

          9:19 東京から名古屋に向かう高速バスを待つ待合スペースには、どこの国か分からない言葉が至る所で飛び交っている。思わず『インバウンド』という単語が頭に浮かぶほど、平日だと言うのにすごい賑わいだ。 かく言う私は、一週間の帰省兼仕事のために朝6時に起きてここにいる。1ヶ月前だったか、予約していた高速バスの出発30分前に起きて乗り過ごしてしまった苦い思いをしたばかりだったので(準備と片道に1時間半はかかる距離)今日こそはとアラームを10分おきに3回セット。なんとか予定通りにこの

          移動手段の選び方/電車に酔う私にとって、高速バスは動くオフィス

          寝ても覚めても眠たい夜は、湯舟につかろう。

          「体力が落ちたんじゃない?」 ここ2週間くらい、ずっと眠たいんだよねと相方に話すと、思いもよらない角度から言葉が返ってきた。確かに、赤ちゃんや年を重ねた老体になると、体力が落ちてまとまった睡眠がとれないのだと聞いたことがある。 寝起きの気だるさがあるわけでもなく、睡眠が短いわけでもいない。朝は「あ、朝だな」と(すっきりとまではいかないが)気分が悪いわけでもないけれど、ただ、起きて数時間経つと身体がスリープモードに入るようにオフになる瞬間がある。 そうなった時、いつもなら

          寝ても覚めても眠たい夜は、湯舟につかろう。

          人に向けるまなざしは、いつも優しいものでありたい。例えそれが綺麗事に聞こえたとしても。

          いろんな世界が目に映る。いろんな感情が流れてくる。 私も人間だから、その見えたものに対して過敏に反応してしまったり、聞こえるもの、受け取った感情に心地悪さを感じることだってある。 だけど、自分の世界はどこまでも「主観」でしかなくて。大抵心地悪さを感じる時には、自分のなかの触れられたくなかった琴線に触れたり、自分の体験から来る「近しい感情」と照らし合わせて(こうだろうな…)と思い込みが入ることで「そう見えてしまう」ことも少なくはない。 逆も然り。 相手に自分の伝えたかっ

          人に向けるまなざしは、いつも優しいものでありたい。例えそれが綺麗事に聞こえたとしても。

          調子の良い時ほど思い出す「平家物語」

          なんだか最近、調子が良いなという時ほど、感謝を忘れたくないなと常々思っているのだけれど。その一番最初の原体験がどこにあるのか考えていた時、ふと小学生の時の国語の授業(だったかな?)での「平家物語」との出会いだったのかなと思った。 原文は、確かこうだ。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれるる人も久しからずず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 どんなに栄えた文化も、どんなにすごい

          調子の良い時ほど思い出す「平家物語」

          そこにさえ行っちゃえば、あとは自分が答えを見つけてくれる

          タイトルが全てなのだが、長く話してみると。 友人の結婚式に参列するという、すごく幸せな予定を明日に控えている私は、せっかくならと「好きな人たちに会いに行く旅」と題して新幹線に乗った。 時期はGW真っただ中。遠出でもするのだろうか、駅には大きなキャリーを転がしながら歩く人も多く、親子で楽しそうに歩く姿もよく目に入る。 気が付けば数カ月ぶりの新幹線。関東から関西に向かう道中の車窓からは、静岡の美しい緑や川が見え、それだけで心がウキっとした。 (やっぱり緑に囲まれた場所が好

          そこにさえ行っちゃえば、あとは自分が答えを見つけてくれる

          どんな「私」でも、何かを守ろうとしている大切な存在

          私は二重人格どころじゃなくて、100重人格くらいあるんじゃないかとよく思う。 例えば ある日の朝、「よしやるぞ!」ってエネルギーみなぎるやる気満々の私(通称:やったるぞうくん🐘)の時と 雨の気圧に負け、ポンコツ具合が増してどうにも力の入らない私(通常:だるだるスライムちゃん🫠)は、同じ私なのに全く違う人格だし 完璧にしたくて妥協を許さない、特に仕事や特定の時に現れる私(通称:きっちりメガネさん🥸)も 「なんでもいいじゃん〜大丈夫〜」と思う私(通称:仏さま👼)もまた、

          どんな「私」でも、何かを守ろうとしている大切な存在

          haishopソーシャル映画祭「草間彌生∞INFINITY」を観て衝撃を受けた話

          先日3月25日、横浜にある KITCHEN MANE さんにて開催された haishopソーシャル映画祭 。そこで【草間彌生∞INFINITY】が上映されました。 終始圧倒されたドキュメンタリー映画。今回はその感想と、この機会をつくってくださったThe Doorless Art Okinawa さん、そして haishopさんについて綴りたいと思います。 私と草間彌生さんとの出逢い 毒々しい色使い。気が遠くなるほどの点。 私が草間彌生さんの作品をはじめて見た時の感想は

          haishopソーシャル映画祭「草間彌生∞INFINITY」を観て衝撃を受けた話

          『MISSION:JOY 困難な時にこそ幸せを見出す方法』を観て、離婚した理由を思い出した話

          2024年に入ってから、月に1本は映画を観るぞ!と決めていた。アウトプットしたいものは山ほどあるけれど、まずは今日観た最新のものから備忘録として綴ろう。(いつもは完璧に、綺麗にと思うけど、今回は本当に備忘録で!) MISSION:JOY 困難な時にこそ幸せを見出す方法 この映画と出会ったきっかけは、大好きな近所のミニシアターでの掲示板。初めてその映画館に訪れた時「なにこの可愛い空間…!!」と感動したことを覚えている。 ここで上映される映画も、大手の映画会社では上映されな

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          最近の私は、見ている世界を捉えなおそうとしている(のかもしれない)

          今日はちょっと真面目モードに。(こういう書き出しの仕方って、自分を守ろうとしてるよね…。それくらい、何か大切なものを綴ろうとしているんだろうなぁなんて思いながら、一旦誰かに見られるとか関係なく書いてみる。) 私はよく「人は、無意識のうちに”自分の欲しい答え”を集めている」と思っていて。これはもしかすると、よく聞く「RASの法則」に近いのかもしれないなぁとも思う。 いつからだったかは定かではないけれど、定期的に「自分が今、何を集めようとしているのかキーワードを書き出す」とい

          最近の私は、見ている世界を捉えなおそうとしている(のかもしれない)