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後ろ向き人間

「あの頃は楽しかった。」
「昔に戻りたい」

あなたはこういう不満を漏らしてはいませんか?
僕は過去にこういう話を高校時代の友達とよくしていました。
具体的には次のような流れです。

「最近どう?」
「まあまあかな〜。基本1人だから特に何もないんだよね〜」
「まじかー。高校の時は、めちゃくちゃ青春していたのにねー」
「だよな。あの時は楽しかったなー。」

こんな流れの話をよくしています。

話の枠組みとしては、
今現在の状態について語り合う。→過去はどうだったかを話す。→現在と過去を比較する。→過去は楽しかった。

ただこの話や枠組みを見ていると、あることに気付きます。それは

「時間軸の方向性が前ではなく、後ろを向いている」

ということです。
一見良いことのように思いますよね。
友達同士で共に過ごした思い出を語り合う。きっと楽しいことでしょう。
しかし、そこには未来への展望はあるでしょうか?
僕たちが生きているのは現在で、これから待っているのは未来です。それにも関わらず過ぎ去った過去の話ばかりしている。
このようなことが続けば、きっと僕はこれからもつまらない人生を送ることになるでしょう。
何故なら、せっかく現在、未来に楽しみがあっても過去に囚われていれば、楽しみが楽しみと思えなくなってしまうからです。

昔、親が自分達の幼少期の話ばかりしていた時に、
「どうして昔の話ばかりするの?」
と聞いたことがありましたが、その返答は
「大人は昔を懐かしむ生き物なんだよ」
と言われたことがあります。
返答を聞いた時は、
「つまんないな。」と思っていましたが、僕は今まさに両親と同じ状態になりつつあることに気づきました。

昔を懐かしむことは、決して悪いことではありません。しかし、せっかくなら
仲間達と二度と来ない過去について楽しく語り合うのではなく、これから来る未来について楽しく語り合いたいなと僕は思いました。

ぜひ、同じことを考えていた方がいれば、未来について熱く楽しく語り合ればいいなと思います。

では今日はこんなところで(^^)/~~~

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