北朝鮮の核は警鐘だ、目を覚ませ!! 『雑感95 北朝鮮の核と日本』
(8月21日記)
今回のテーマは、「北朝鮮の核」についてです!
最近では、北朝鮮がミサイル発射実験をしても、日本では「またか」となっていて、政府も判で押したよように「遺憾」と言うばかりです。
こんなことではイカンのですが、政界・メディア共に、これで済ましています。
憲法9条の害以上に、安全保障について「茹でガエル」となった日本人のお気楽ぷり、平和ボケが顕れています。
2023年7月12日、平壌近郊から日本海に大陸間弾道ミサイル、ICBMを発射しました。ミサイルは約1000km飛行し、最高高度6000kmを超えています。
高角度で打ち上げるロフテッド軌道で、飛行時間は過去最長の74分間でした。
通常軌道ならば、距離距離はアメリカ全土に届く1万5000km以上です。
このICBM、常時成功すると、アメリカには脅威となります。
翌13日、金正恩朝鮮労働党総書記の立ち会いの中、新型の固体燃料ICBM「火星砲18」の発射実験に成功したと報じられました。
固体燃料は、液体燃料と違って即時発射ができ、液体燃料に比べて機動性があります。
それだけ、事前に発射を察知するのが困難、ミサイル防衛が難しいということです。
この固体燃料、ロシアから供与されたとの話もあります。今、プーチンは金正恩を粗末に扱えないので。
防衛省では、北朝鮮の
準中距離弾道ミサイル「ノドン」「スカッドER」、
潜水艦発射弾道ミサイル、SLBMの「北極星」、
これを地上発射型に転用した「北極星2」
は、大気圏に再突入する際の高温から核弾頭を保護する技術を確立できたと分析しています。
ICBMについてはまだだろうという懐疑的な見方をしているものの、いずれ確立するとしています。
これは、アメリカが東京を守るために核を使うかという判断に大きく影響することです。
専門家、また、それらしい口舌の徒があれこれ言ってますが、こんなもの、考えるまでもありません。
アメリカは、日本のために核は使いません!
報復され、ニューヨークやワシントンを核攻撃されることを鑑みれば、「1足す1は2」より容易にわかることです。
アメリカをあてにして、形ばかりのミサイル防衛をやっている日本が愚鈍すぎるのです。
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