ベランダ菜園の神アイテム 8選
週末は愛菜家 vol.10
三寒四温というコトバがしっくりする季節になりましたね。ホームセンターの園芸コーナーも、苗が充実して華やかになってくる頃合い。「うちでも野菜、育ててみようかな」と考える方もいらっしゃると思うので、今回はベランダ菜園で活躍する便利グッズ、神アイテムをいろいろ紹介してみようと思います。
「できるかぎりシンプルに、そしてコンパクトにベランダ菜園を楽しみたい!」
そんなあなたに必見の内容でございます♪
アイテム01:古い土の再生材
ベランダ菜園で意外と困るのが土の問題。ホームセンターやドラッグストアで買えるけど、けっこう重いし気軽に捨てられませんよね。
そんな方におすすめなのが、古い土の再生材。前の野菜を収穫した後に混ぜ込むだけで、次の野菜を植えられます。
収納スペースに余裕がある方は、大袋のバーク堆肥でも大丈夫。土の再生材より安いコストで土の改良が行えますよ♪
アイテム02:スリット鉢
底面&側面に長めのスリット(切り目)が入った鉢が「スリット鉢」と呼ばれています。
省スペースが基本のベランダ菜園では、この鉢が大活躍してくれます!
たくさんのスリットが入っていることで水はけと通気性が向上。根腐れしにくくなりますし、底石を入れる必要もありません。でも、植え付け時に土がけっこうこぼれたり流れたりします(笑)
根腐れしにくいだけでなく、根張りも抜群。しかも、根がぐるぐる回ってしまうサークリング現象も防げる構造。軽くてスタッキングもできるので保管時の省スペースも叶います。
私は深めのロングタイプを愛用しています。
白いスリット鉢はフリマアプリで見つけました。
市場では「プレステラ」の名前で流通しているようです。
スーパーで買った根付きのセリを育てて、しっかり根が張ってから実家の庭先に植えてみたり…
レモンの枝を挿しておいたら新芽が出て歓喜したり…
そのまま部屋置きしても空間に馴染むので、癒しのアイテムとしても重宝しています♪
アイテム03:コップ型の土入れ
ふつうのスコップも持っているのですが、コップ型の土入れがひとつあると便利です。
浅いスコップだと土がこぼれてベランダが汚れてしまうことが多いのですが、これなら多めの土でもこぼれにくいですし、植え付け時にやさしく土を寄せてあげる際にも役立ちますよ✨
アイテム04:液肥(ハイポニカとハイポネックス)
液肥はあえて2種類をご紹介!ハイポニカはAB2剤を混ぜて水に溶かすタイプ。ハイポネックスはそのまま薄めるタイプです。
混ぜる必要のないハイポネックスのほうが使い勝手はいいのですが、水耕栽培には向いていません。水耕系にはハイポニカが必須です(ハイポニカは土植え野菜にも使えますよ)。
液肥は効果が長持ちしませんが、即効性があるのがその強み。
「元気がないかな」と思ったら、まずは液肥をあげて様子を見守っています。
粒タイプのような肥料焼けのリスクが少ないのも魅力ですね。毒性の程度が砂糖と塩の中間くらい(ハイポネックス)という点も安心です。
アイテム05:目盛りのついた水差し
液肥は水で薄める倍率(500倍など)が決まっているのですが、目盛りのついた水差しがあれば混ぜる時の心の負担というか面倒くささが軽減します。
愛用しているこの水差しは注ぎ口も細くなっているので、気分良く日々の水やりができるんです。
アイテム06:豆苗プランター
100円ショップのセリアで購入した豆苗プランター✨
名前の通り豆苗の再生栽培はもちろん、ベビーリーフの水耕栽培も気軽に行えます。
「ベランダ栽培でもハードル高いな…」と感じている方はぜひ、部屋の窓際やデスクの隅っこで挑戦してみてください!
アイテム07:食品由来の殺虫・殺菌剤
ベランダ栽培にあると便利なのが、食品由来の殺虫・殺菌剤。
口に入るものなので食品由来だと安心感がありますし、収穫までに何度も使えるのが嬉しい点です。
「どうも調子が悪いな…」と感じたら、まずはこれで様子を見て、それでも解決できない場合は強めの殺虫・殺菌剤を検討しています。
アイテム08:ポンプスプレー
戸建てや分譲マンションならベランダや屋外に蛇口があることが多いのですが、賃貸マンションのベランダにはほとんど蛇口はついていないのでは!?
汚れた道具を勢いよく洗い流したり、葉物野菜に霧吹きで水をあげたいときに重宝するのがポンプ式のスプレーです。
私が愛用しているのは2リットルタイプのもの。
ちょうど持ちやすい重さですし、高圧洗浄機のように網戸の掃除や自転車掃除にも大活躍しています!
いかがでしたでしょうか!?
愛菜家がオススメするベランダ菜園の神アイテム8選、いかがでしたでしょうか?
ベランダ菜園を本格的にはじめて5年ほど。いろいろ試行錯誤して、いろんなアイテムを試してみて「これがあると便利だな」と感じたものを厳選してご紹介させていただきました。
これからも新しいアイテムを試しつつ、ベランダの限られたスペースでできるだけたくさんの野菜が育てられるよう、これぞ!というものを残していこうと思っています。
「これからベランダ菜園をはじめてみようかな」と考えている方がいましたら、ぜひ気軽に、ハードルの低いものから楽しんでみてくださいね✨
(週末は愛菜家 vol.10)