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大切なのは「感謝の心」⁉ 合格する人の年末年始の過ごし方とは

皆さん、こんにちは!
ドラゴン桜チャンネル塾長の永田耕作です。 

今回のテーマは、ズバリ「年末年始の過ごし方」についてです!
 
いよいよ2023年もあと10日ほど。年末年始は学校や塾が休みになったり、家族で過ごす時間が長くなったりする人も多いんじゃないでしょうか。

年が明けたらすぐに受験がやってくるため、受験生にとってはこの1〜2週間の過ごし方が非常に重要になります。
 
今回は、この記事を読んでくださっている受験生に向けて、ラストスパートをかけるための年末年始の過ごし方について、僕の具体例も合わせて紹介していきます。今年受験をする人も、この先受験を控えた人も必見の内容です!

 

①本番は1/13,14の2日間! 

さて、まず一つ質問です。
皆さんは、今年度の共通テストの日付を把握していますか?
 
これ、受験生の人は一瞬で答えられるようにしておいてください。受験対策をする上で、まず受験の日程や時刻、教科の順番などの基本的な情報を押さえておくことは必須です。その土台ができて、はじめて教科ごとの勉強を始めるべき、と言い切って良いくらいだと僕は考えています。
 
今年度(2024年)の共通テストは、1月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって行われます。もちろん、病気などのやむを得ない事情で試験を受けられない方のために追試験という別の日程の試験も例年存在していますが、基本的にはほぼ全ての受験生が上記の日程で共通テストを受けることになります。
 
実はこれ、毎年同じ日付ではありません。例年共通テストは土日で行われているため、年ごとに少しずつ日程がずれていくのです。
 
今回の1月13日、14日という日程は、これまでの共通テストの日程で一番早いです。つまり、年明けからの時間が例年よりもさらに少ない、ということになります。実は共通テストはもうすぐそこまで来ているのです。
 
共通テストの1科目目の試験が始まるのは、例年「午前9時30分」です。ということは、朝の9時半には頭が活性化されて問題に取り組めるという状態になっている必要があります。
 
そこから逆算すると、生活リズムをどうすればいいのか自然と分かります。
人間の脳が活性化するのは起きてから3時間、最低でも2時間以上経ってから、という研究結果もあることを考えると、遅くとも朝7時には起床すべきでしょう。
 
では、例えばいつも朝の9時くらいまで寝てしまっている人が、当日急に「朝7時に起きるぞ!」と意気込んで目覚ましで体を起こすとどうなるでしょうか?
 
体がびっくりしてしまって、いつも通りの力を発揮できないでしょう。起きる時間は、「習慣づけ」しておく必要があるのです。
 
生活リズムを習慣づけとして整えるには最低でも3週間かかる、と言われています。共通テスト本番の1日目である1月13日から3週間前は一体いつなのかというと、なんと12月23日の土曜日、つまりこの記事が公開されてすぐのタイミングなのです。 

「当日だけ早起きすればいいや」と思っていた受験生の方は、すぐ明日から起きる時間の習慣づけを始めてみてください!
 
生活リズムを整えて本番を迎えることが、試験を乗り越える大事なポイントになります!

 

②正月の過ごし方はどうする? 

さて、続いては年末年始の中でも一番色々なイベントが多い、お正月の過ごし方についてです。ドラゴン桜noteの編集長である青戸さんは、正月の過ごし方で失敗してしまったエピソードがあったようです。
 
青戸さんは社会人になった後の30歳から、3年続けて東大を受験して3年目で合格したのですが、1年目と2年目はストイックに年末年始も普段と変わらず勉強していました。

ただ、3年目は「もう受かるだろう」という気の緩みから、友人たちと新年の集まりをしたそうです。そこで、自分の東大受験を応援してくれている周りの方々から、景気付けのために「一杯飲もう!」と誘われ、元々は少し顔を出して帰ろうと思っていたところが大宴会となってしまいました。
 
その日は本来ならば夜の時間に勉強をしようと計画していましたが、お酒で楽しく酔っ払ってしまい、そのまま寝て1日を潰してしまいました。

最終的にその年に合格した青戸さんですが、当時のことを「余裕だと思って調子に乗ってしまった」と振り返っています。後悔しないためにも、正月シーズンの誘惑には気をつけなければならないということですね。
 
ちなみに僕は、青戸さんの例はありながらも、正月に親戚の方々に会いにいくこと自体はとても重要で、大事なことだと思っています。
 
僕自身、受験生の年の正月も例年通り祖父母の家に行きました。しかし、例年よりは少し時間を短くして、ご飯を食べたらすぐに解散し、お家に帰って少しだけでも勉強をするようにしていました。
 
メリハリをつけて行動することにだけ気をつければ、多少リラックスできる時間を作ったり、周りの人に会いに行ったりすることは良いことだと思います!

 

③周りの人への感謝を忘れないこと! 

最後のパートは「感謝」についてです。このタイトル、年末年始の過ごし方、というテーマに沿っているようには見えないですよね?
 
しかし、僕はここが一番重要だと考えているので、特に受験生の方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
 
受験生の皆さんは、これまで自分を律して、頑張って勉強をしてきました。その努力は本物です。
 
しかし、その努力は自分1人でできたものでしょうか?
 
一度考えてみてください。どんな環境の人でも、必ず、必ず誰かの支えがあってこれまで勉強することができたはずです。

それはもちろん親御さんであったり、学校や塾の先生であったり、親戚の方であったり、人によって違いますが、必ず誰かがあなたを支えてくれています。その周りの方への感謝を忘れないことで、自分の成功につながるのです。
 
僕は、高校3年生の夏まで野球部に所属し、毎日部活動に励んでいました。そこから現役で東大に合格したことで、いろんな人から「文武両道ですごい」というような言葉をいただくことがありました。

しかし、僕が合格できたのは間違いなく、それを支えてくれた両親や先生などの周りの人のおかげなのです。
 
皆さんも、もし自分のことを応援してくれている人がいるなら、その方に感謝を伝えてみましょう。無理に言葉にしなくても、ちょっと会いにいく、電話をするとかで良いです。
 
受験をするのはもちろん自分自身ですが、そのような周りの方の力が、自分の力をより大きくしてくれると僕は信じています。 

 

おわりに 

さて、ここまで「年末年始の過ごし方」について、僕や他の受験生、東大生の具体例も合わせながら計3つのパートでお話ししてきました。

この年末年始についての話は、僕が塾長を務めるYouTubeチャンネル「ドラゴン桜チャンネル」で青戸さんと一緒に説明していますので、ぜひこちらもご覧ください!

今回の記事は、ここまでとなります。それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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