企業というのはパワーゲーム(『インベスターZ』第111話)
三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新)
今週の『インベスターZ』第111話では、美雪の母に招かれ、企業のトップに立つ「経営者」の役割について説明を受ける美雪ら女子投資部(インベスターP)メンバーたち。組織のリーダーが果たすべき役割とは、一体何なのでしょうか?
森永氏による解説コラムでも、このエピソードをもとに「組織体制と意思決定スピード」をテーマに深堀り解説をしていきます。
ぜひ、今週も一緒に「お金の偏差値」を上げていきましょう!
『インベスターZ』第111話:「何もしない監督」
(つづく)
第111話コラム:「企業というのはパワーゲーム」
スタートトゥデイの前澤社長に会えることになった女子投資部のインベスターP。社長に会う前に美雪ちゃんのお母さんと女子投資部の3人が話をします。
「社長」と聞くと、会社で一番偉い人という印象を持ちますが、実は社長やCEOという名称はあくまであだ名のようなもので、会社の経営で最も強い決定権を持つのは代表取締役である、ということがお母さんから説明がありました。
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