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「二度と戻らないこの時を大切に!」勉強カウンセラー慶大生が教える、時間のムダ遣いを減らすテクニック3選


はじめに

みなさん、こんにちは!
勉強カウンセラー慶大生の塚原です。

僕は普段、地方の学校で勉強法に関する講演活動をしており、中高生が抱える勉強のお悩み相談を受けることがしばしばあります。この連載では、実際に生徒さんたちがその悩みを解決した方法や、僕自身の経験を踏まえたやり方をご紹介していきます。第2回目となる今回のテーマは「時間のムダ遣いを減らすコツ」です!
 
時間のムダ遣いについては多くの人が悩む問題です。勉強中についスマホに手が伸びてしまったり、疲れや眠気でボーッとしてしまったりなんてことはよくある話です。

ですが、ダラダラ過ごしてしまった時間はもう戻ってきません。

そのことを強く自覚し、一瞬一瞬を大切に出来る人が合格に近づくのです。ドラゴン桜2でも、それを教えてくれるシーンがあります。

「悔しくても二度とやり直しができない」とは、非常に重みのある言葉ですね。これだけでも背筋が伸びそうですが、ここからは具体的に時間のムダ遣いを減らすコツを3つ紹介していきます! 


①行動を細かく分ける

 勉強を始める時に「最初のひと踏ん張りがなかなか出来ない」ということはありませんか? 俗にいう「始めるまでが長い」という状態ですね。

そんな時は行動を細かく分けてみることをオススメします!

例えば数学の勉強をする場合を考えてみましょう。普通なら「数学の問題を解く」という風にタスクを設定すると思います。

それを、「問題集を手に取る→椅子に座る→シャーペンを握る→シャーペンの芯を出す→問題集を開く→問題文を読む→解法を思い出す…」という風に、行動のステップを細かく分けるのです。
 
イマイチ気乗りがしない時でも、問題集を手にとるだけなら簡単なので、すぐにできますよね。その次の、椅子に座る、シャーペンを握る、というのもハードルの低い行為です。

こうして「数学の問題を解く」に至るまでのステップを細かく分けて、一つずつクリアしていく感覚を得ることで意識が高まり、だんだんと勉強モードに入れるのです。いわゆる作業興奮というやつですね。

また、勉強中に集中力が切れてきたと思った時にも同じように、行動の細分化を意識すると集中モードに戻ることが容易になるでしょう。


②魔法のカウント「3,2,1」

 勉強だけでなく、一回座ったら立ち上がるのがつらい、寝たら起きれないなど、やる気が出ない時にいつでも応用できるこの技。自分で自分に「3,2,1」とカウントダウンしてあげると、誘惑に負けずに行動がしやすくなります。

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逆転合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生の具体的な学び方・勉強法を発信します。

実際の東大生の中にも、ドラゴン桜のように、様々な工夫・出会いを経て、東大合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生たちがいる。 そんな…

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