自信がないという自信がある

自信がないから○○できないという人がいます。そういう人は、ただ自分にはできないということを信じているだけです。つまり、自信がないという自信があるということですね。なんだかこんがらがりますね。

自信がある人も、ない人も、単に信じているものが違うだけです。思い込みといった方が近いかもしれません。

自信がある人は、自分はできると思い込んでいます。
自信がない人は、自分はできないと思い込んでいます。

では、何かを達成するために必要なのはどちらでしょうか?

どちらも必要ないと思います。

自信があれば、失敗をおそれず挑戦できるかもしれませんが、自分を過大評価してしまい、できもしないことをやって失敗するかもしれません。

自信がなければ、冷静に自分の力をみきわめることができるかもしれませんが、できない理由をさがし続け、何もすることができないかもしれません。

自信という概念がなければ、とりあえずやってみて、うまくいったら良し、うまくいかなかったら反省すれば良し、となります。

自信を持つことには、メリットデメリットがあります。
自信を持たないことにも、メリットデメリットがあります。
自信という概念を持たないことには、メリットもデメリットもありません。

シンプルに、それだけのことなので、その時その時に合わせて自信を使いこなせばいいと思っています。

そういえば、自信をコントロールできる前提で考えていましたが、もしコントロールできる自信がないなら、自信という概念を捨てればいいと思います。

と、ここまで考えてみましたが、正しいかどうか自信がありません。いや、正しさなんてこの世にあってないようなもの。信じたいものを信じればいいんです。そういうことにしてください。

自信がないと思い込んでいる人は、自分にできないということを誰よりも信じている。何を信じるか変えれば、自信のかたちも変わる。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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