好きでいつづけるために

何かを好きでいつづけると、必ず飽きる時が来る。ずっと同じものを好きでいたいなら、自分が変わり続ける必要がある。そして、忘れることも。

好きな食べ物は何かと聞かれたら、カレーですね。毎日カレーでもいいと思っていた時期もあります。実際は、毎日カレーを食ったら絶対飽きると思います。ものすごく当たり前のことですけど。

カレーに限らず、好きなものはずっと変わらないと信じていたいけど、どうやら「飽き」というのはどんなものにも必ずありそうです。

同じことを繰り返すと、人は慣れます。それが好きなことでも、嫌いなことでも、段々と何も感じなくなるでしょう。

「好き」も「嫌い」も単なる刺激で、慣れれば刺激が薄くなるというだけのことなのかもしれないですね。

嫌いなことをやらなければならない時は、慣れればどんどん楽になるかもしれないけど、好きなことをやる時は、慣れれば慣れるほど飽きてしまう。好きなことに熟達していくのにもかかわらず。

もちろんそれは、同じことを繰り返していたら、の話です。好きなことはやり過ぎると飽きる。当たり前です。でも、自分が変わり続けることができれば、ずっと好きでいられるのかもしれない。

カレーだって、本気で毎日食べようとしたら、まず味を変えるという発想に至ることが予想されます。好きなことも、続けていきたいなら、味を変えて取り組むことが必要です。

あと、たまには離れてみることも大事な気がします。カレーを好きでいる簡単な方法は、たまにカレーを食べることです。

一見矛盾しています。好きなのに、頻度を下げるというのは。好きな人に、あえてたまにしか会わないようなものです。

でも、「長く」好きでいるためには、忘れることも必要だと思うんです。飽きてしまうのなら、飽きたことも忘れるくらい離れればいい。

忘れた頃に、「やっっっぱこれよ!!」って思う瞬間が、一番「好き」を感じられると思うんです。

そんなわけで、すんごい久しぶりにカレーを食べたのですが、久しぶり過ぎて体がカレーに慣れておらず、死ぬほど腹いっぱいになりました。

ついつい食べ過ぎちゃうんだよね。カレーは。


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