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知ることから、Feel India.【#1】出国編

5:30 起床

送迎バス待ち合わせ時間の6:30にロビーに行くと、昨日同じタイミングでチェックインしたギャルがいた。

泉州感のあるチャキチャキの関西弁ギャル。

彼女はなにやら自分のスーツケースをガチャガチャ触ってて、なんのことやらと少し覗くと、本体についてるナンバーキーを手違い(?)でかけてしまったようでナンバーがわからず鍵を解除できないようだった。

ギャルA「わかんないw」
ギャルB「ウケるww」

ギャルの賜物である。

会話の流れで彼女達もインドへ行くことを知った。

送迎バスからはなぜか強烈な加齢臭がした。

6:38出発。

空が明るんで気づいたけど、ホテルの前にはインドカレーのお店があった。既にインドへの道は始まっていたのだ。

いよいよ空港へ繋がる橋を走り出したとき、正直ちょっとドキドキした。打って変わって空はとても穏やかな桃色をしている。

関空に着いてからの導線を何も確認していないことに気づいたが、バスにはインド人らしいおじさんが同乗していたので、バスを降りてからは彼に着いて行った。僕は一人じゃ何もできない。

ちなみにギャル達は全く関係ない方に突き進んで行った。

荷物を預けるカウンターのお姉さんにパスポートやらビザやらを言われるがままに見せる。途中でお姉さんの表情が暗くなり、書類と画面を何度も照らし合わせ、肘をついて溜め息をつき始めた。

何か不備ってるのかもしれない。

10分ほど放置され、不安に煽られる。やっぱりなんかやらかしたかもしれない。

それから数分後、先輩らしい方が来て画面を指差し「ここやで」と指示。満面の笑みでガッツポーズをして喜ぶカウンターお姉さん。

どうやら新人だったようで、妙に心拍数だけ上げられた。でも可愛かったから怒ってない。心拍数は上がってるけど。怒ってない。このドキドキはお姉さんの笑がry

その後シャトルの受付お姉さん(中国人)に「これに乗ったらゲートに着きますか?」と聞くと「マダハヤイネ、スルコトナイ。」と突っぱねられた。既に心が折れそうである

なんやかんやでもうすぐ飛行機に乗る。乗れるはず。

片道の合計が確か12時間くらい。

飛行機ではたくさん映画を観るだろう。

世界には僕が知らないことがまだまだたくさんある。

まずは知ることから始めてみようと思う。

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