【自閉症児子育て】母子通園、夫に理解してもらえなくて
たけさと母ちゃんです😊
障がい児子育ての時の経験を残していくため綴っています。
たけちゃんの言葉の遅れで保健師さんに親子教室に通ってはどうかと言われました。
そこにはうちの同じように、発達の遅れのある子や障がいのある子が親子で通っていました。
周りの子たちとの違いが出はじめて、同じくらいの年の子どもたちと遊ばせることが辛くなり、公園には人のいない時間を見計らって行っていました。
孤独を感じはじめていたので、同じように子育てをしているママたちに出会えることは、私にとって救われるような感じがして、すぐに通園することを決めました。
そのことを夫に話しをしました。
当然、「よかったね。行っておいでよ」と背中を押してもらえるとはがり思っていました。
そんな気持ちで話しました。
でも、返事は意外なものでした。
夫は「なんでそんなところに行かなきゃいけないんだ。人に自分の子供を任せるみたいなことしたくない。自分たちで面倒みればいいだろう」
そんな感じのことを言われたと思います。
ショックでした。
正直、夫の言っていることが理解できなかったです。
誰かを頼ったり助けを求めることはよくないことなのか?
夫は仕事があるので、私1人で抱えていけということなのか?
それはあまりにも辛すぎる。
いちばん分かってほしい人、寄り添ってほしい人に理解してもらえなかったことが、悲しくて寂しくて、さらに孤独になっていきました。
でも、幸いなことに理解はしなくても、反対はしませんでした。
自分は嫌だけど、行きたかったら行けばいい
ということだったので、そうすることにしました。
親子教室に通いはじめて、同じおもいで子育てをしているママたちと出会い、すごく励みになったし、前向きになることができました。
たけちゃんも少しずつですが成長が見られるようになり、母としてそれはとても嬉しいことでした。
その嬉しい報告を夫にしたかったのですが、聞く耳を持ちませんでした。
この喜びを夫婦で分かち合うことができない寂しさを感じていました。
夫の母にも親子教室のことを相談しました。
夫に理解してもらえなかったことも。
そうすると義母は「子どものことは母親が決めたらいいのよ。息子(夫)には子育てのことは分からないことが多いし、仕事を頑張ってもらえればいいの。私は親子教室に通った方がいいと思う。応援するよ。」と、背中を押してくれました。
同じ母親として気持ちを分かってもらえて、応援してくれる人が現れたことが涙が出るほど嬉しかったです。
理解しない人もいれば、こうして理解して背中を押してくれる人もいて。
今思えば、自分は試されていたように感じます。
いろんな気持ちが渦巻くなかで、自分が選択していかなければならないことが、この後たくさん出てきました。
夫の言うことを聞いて親子教室に行かない選択をしていたら、私も子どももダメになっていたでしょう。
後々、夫は親子教室や母子通園に通ったことを理解する日がきます。
信念を貫くことの大切さを知った経験となりました。
つづく
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