【自閉症児の育児】障がい名について思うこと
たけさと母ちゃんです😊
自閉症と知的障害を持つ息子たちの育児体験の記憶を辿って綴っています。
人間関係ってどこにいってもついて回りますね。
家庭内もそうですけど、母子通園でのお母さんたちともいろいろありました。
そのたびに自分も磨かれて成長しています。
さまざまな人や環境のなかで息子たちとともに私も同じように学びの連続でした。
さとちんの時も母子通園でたけちゃんの時と同じように過ごしてきました。
半日でしたが、通っている子どもたちと一緒に椅子に座って絵本を読んでもらったりお歌を歌ったり、踊ったり、周りのお友達からさとちんは少なからず影響を受けているように見えました。
たけちゃんはそういうのはまったくなかったので、同じ障がいでも一人ひとり違うなって感じました。
性格と一緒で自閉症の特徴がそのまま当てはまるかといえばそうでなかったりです。
ルーティーン化するといいとよく耳にしますけど、たけちゃんはそれがピッタリはまり1日の流れが決まっていて、その通りにやります。お手伝いもちゃんとやります。
さとちんはというと、それはまったくなく気分でやったりやらなかったり。
気まぐれです。
これは現在の息子たちのことです。
そしてさとちん3歳で診断を受けました。
知的障害を伴う広汎性発達障害でした。
今は広汎性発達障害は自閉症スペクトラムというらしいですね。
そこらへんも知らないうちにそうなってたって感じです。
診断を受けた時は、うちの息子は障がい者なんだとか衝撃を受けましたけど、障がい名があることで特徴が分かり周りに理解してもらえるというメリットがあると思っています。
療育手帳も障がい名も息子たちのお守りです。
これで助かったことがたくさんあります。
療育手帳のこともまた別の機会に書きたいと思っています。
自閉症のことを私はこれといって特に勉強してきたわけではありません。
本とかもたいして読んできていません。
こんなんでいいのかなと思ったこともあるけど、息子たちは卒業後、無事に就労して私を助けてくれる大人になりました。
なのでこれでよしです。
周りのお母さんですごく熱心に勉強されている方がいましたが、それはもちろんいいことだと思います。でも頭でっかちになりすぎるのもよくないなと感じいていたのも事実です。
どうなるかというと、「学んだ通りにやらねばならない」という概念に囚われて、目の前の子どもの心が見えなくなるように感じました。
そういう私も同じようになっていたかもしれません。
よかれと思ったことが逆効果になっているとしたら本末転倒です。
なんでもほどほどにがいいです。
いちばん大切なのって、やっぱり我が子が楽しく笑顔で過ごせるために、親としてどうしていくのがいいのかだと思うんですよね。
本や周りの意見は参考までに、目の前の我が子の望むこと、好きなことを一緒に楽しむこと、褒めること、それが子どもの心を安定させることになり、自傷や他害などという問題を起こすこともないのではないかと感じています。
障がいがあっても私たちと同じ1人の人間なんですよね。
褒められれば嬉しいし、楽しい、嬉しい、幸せという喜びを感じて生きていきたいのです。
言葉では伝えられないけど、そう思って生きています。
お母さんの笑顔が大好きなんです。
今では娘も息子たちも私を助けるために生まれてきてくれたんじゃないかと思うほどです。
20年前はこんな日が来るなんて夢にも思わなかった。
生まれてきてくれてありがとう♡
と言いたいです。
私を母として選んでくれた子どもたちに感謝をしています。
つづく。
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