見出し画像

住宅建築好きツジ好みの住宅ー1 過去の自宅建築の反省から癒しを求める

住宅建築が好きな私。

1級建築士もしくは2級建築士になっておけば…という後悔まであるくらいなのですが、
そんな私の自宅建築や住宅の好みについて、私自身の経験も織り交ぜながらこれからしばらく綴っていこうと思います。

第1弾は、好みの住宅の傾向。

それは自宅建築の際の経験から生まれたものでした。

そして、それは実は2つあります。
今回は、その1つ目の好みについて。


1.ジャパンディや和モダンテイストが好物

ジャパンディ(Japandi)ってご存じでしょうか。

ジャパンディとは日本を表すジャパンと北欧を表すスカンディナビアを組み合わせた造語。

日本のインテリアと北欧インテリアの雰囲気を併せ持つこのスタイルの特長はシンプルモダン。

「folk」より抜粋

日本的でもあり、それに北欧の家具やデザインを融合させたようなテイスト。
そんな和モダンが好みだったりします。

そして、そんな私の好みの住宅を見る機会を与えてくれるのが、X-Knowledge(エクスナレッジ)という出版社。
こちらの出版社の本は愛読書となっていて、たまに引っ張り出してはじっくり眺めるのが好きです。

そして、これらの本の執筆もされているライターの方が運営されているYouTubeも大好き。

Cozy Houses in JAPAN

住まい逍遥

フリーライターの松川絵里さんがされています。
私が好きな住宅設計をされる建築家さんも出てきたりして、毎回アップされるのがちょっとした楽しみ!

長崎に、人気建築家・伊礼智さん設計のモデルハウス(当時)をわざわざ見に行ったことも。

こういう日本的な外観が大好きなのです。

そんなこんなで、最近の我が家のインテリアテイストもジャパンディになってきています。

イサムノグチの「akari」というシリーズの照明をリビングに。
以前は、ルイスポールセンPH5という北欧デザイン家具の中でも定番の照明を付けていました。

ただ、我が家自体は…普通にモダンな片流れ屋根に、リビングにはスケルトン階段。
白黒なモノトーン壁紙。
最近のよく見るシンプルモダンな住宅です。今の好みと少し違う住宅テイストなのです。


SNSに感化されていた自宅建築段階の私


遡ると、私が建築に興味を持ったのは6年前。
住んでいた分譲マンションを売り、新しく戸建てを建てる段階の時。
注文住宅という持ち家を選んだ私たち夫婦。
当時は北欧雑貨が好きで、モダンな北欧系のデザイン物が似合う家にしたいと思っていました。

こんな感じのインテリアでした。懐かしい。

だから、シンプルモダンでカッコいいお家がいいなと、条件に合う建築士にお願いし施工していただきました。
片流れ屋根とスケルトン階段という私の中での絶対があり、+取り敢えずマンションより広いリビングが欲しい。
正直それ以外はあまりこだわりがなくスタートした我が家作りだったのですが、
建築士に要望を伝えるために、途中から見始めたPinterestとinstagramがいけなかった…。

そこには沢山のお家デザインやテイスト、流行りの施工・装飾が載っていました。
住宅のこだわりなんてあまりなかった私の好奇心に火がついてしまい、あれやこれややりたいことが増えるも…。

予算の関係や建築士への要望を伝えるのに「あ、インスタとか見たんだね」と思われるのが恥ずかしいという気持ちの先行で、上手く伝えられなかったりして、思い通りにいかないモヤモヤした気持ちを抱えていきます。
(実際、減額のために諦めたことも沢山ありました)

そうこうしているうちに、色々な施工や装飾を見過ぎたのに疲れてしまったのもあったのかもしれませんが、
次第に和モダン・木の家・ジャパンディ・エコな家、といった着飾らない住宅設計に目が向き始めたのでした。


たまに、住宅番組で見る内装が、Pinterestやinstagramに載っているような流行りそのままだったり、
instagramでも同じようなお家が載っていたりします。
自宅建築段階の私は、そうしたSNSの流行りや映えに見事に感化されて、良い!と思ったものをすぐに真似しようとしていました。
流行りの北欧雑貨やファニチャー、流行りの食器、流行りの作家ものの器…映えになるものを欲しいそのまま買いたいと思っていた。

けれど、途中で何だか見た目や流行りに振り回されていることに気付いたのです。
私らしさがそこにはなく、
闇雲にSNSを見ては流行りものを手に入れて手放して、その繰り返し。

家の施工の参考に見たSNSからそんな反省をして。

反対に、
主張しないけれど、住みやすさにはとことんこわだっていて環境に優しく、北欧家具の似合う木の住宅。

それが今の私の住みたいお家で(本当は建て直したい…)、

癒しのお家

になったのです。

そんな癒しのお家たちのYouTubeや書籍を観て、ぼーーーっとするのが、ストレスレスで幸せな時間です。

昨冬の我が家のリビング。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?