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利き脳を知ると、相性の良い片づけ方も分かる?

ライフオーガナイズ®では、「利き脳」チェックを用いた整理収納方法の実践を行うことがあります。


利き脳とは?

本人も無意識のうちに反応し、機能する脳の“利き”部分のこと。

ベースの概念は、米国GE(ゼネラル・エレクトリック)社の能力開発部門責任者であったネッド・ハーマンが、大脳生理学を基礎に1977年に基本モデルを開発した「ハーマンモデル理論」。

使いやすく機能しやすい部位“利き手”“利き目”などがあるのと同様、脳にも“利き”があり、本人も無意識に反応する脳の部位のこと。 大脳が最初に反応する「第一感情」ともいわれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

要するに、個人の言動に影響を及ぼす優位的に働く脳の部位のこと。

利き脳を使った片付けについては、協会の高原代表理事が以前記事を挙げられています。

・右右脳
・右左脳
・左左脳
・左右脳
と4つに分類されるこのチェックは、星座占いとか血液型別性格とかが好きな方には結構ハマるものかと思います。
整理収納サービスを提供する際の初めのコンサルタントでは、 利き脳についてクライアントにお話しすることもあるかもしれません。
ただ、こういった分類を納得される方が全てではないので、
必ず説明するものではなく参考程度に済ませます。

また、これだけでクライアントの特長の全てを理解できるものではなく、
細かくお話を伺うことで、
クライアント一人ひとりの特長や環境に合わせた方法をアドバイス・提供することを一番の目的としています。  

ただ、ライフオーガナイザーは利き脳について教わりますし、これに脳科学的な関心を持って資格を取ることもあります。
なので、ライフオーガナイザーは割と利き脳を用いて、自らの整理収納を実践しています。  


ツジの利き脳

インプットとアウトプット2つの利き脳チェックによると、私は「右右脳」です。
確かに、小さい頃から感覚的な物事を大事にしていたなと思います。
ただ、アウトプットは行動特性チェックにおいて後天的に「右脳」と「左脳」が半分ずつあります。
これは、私の経歴によるものだと思います。  

後天的な左脳の理由は仕事の影響

元看護師の私。
看護師という仕事は、患者に長く寄り添うように見えて、実は結構効率を求められます。

病棟であれば、
自分が受け持つ十何人(夜勤であれば何十人)かの患者のバイタルチェック・観察、
その他の看護業務(時には介護業務)を定時までにこなさなければなりません。
食事何分前までに血糖チェックをしないととか、リハビリや検査の送迎とか、 時間指定での点滴量や静脈注射の管理…などなど、多岐にわたります。

申し送りを簡潔に行うために頭の中で患者の情報を整理するし(特に急変時は説明が必要)、
また、そそくさと行ってしまう医師を掴まえて、指示を素早く仰がないといけなかったりも…。

手術室では、手際よく医師に手術器具を渡す効率を求められ(医師同様、手術の流れを覚える必要がある)、
手術の回転が速い分野だと、次の手術の準備の不潔にならない仕方での速さを求められます。
慌てると、器具を落としてしまって不潔にしオジャンになることも…(たまに医師に怒られる!)。

と脱線しましたが、そんな感じで7‐8時間頭フル回転の看護業務と、
その後の転職先では臨床試験の仕事もしたので、細かい決まりが多くスケジューリングがかなり求められました。  

そういう訳で、私は「右右脳」でありつつ、「右左脳」でもあるのです。
左脳が伸びてきたとはいえ、右脳も半分あるということは、
感覚・感情的なものもまだちゃんと持ち合わせているようです笑  

そんな私の利き脳を使用した片付けは、

見えるところはビジュアル重視、見えないところは使いやすさ重視!

これ、まさに左脳と右脳のどちらも半分ずつ使った方法で、
何となくその方法でやっていたことが、実は利き脳通り!で理に適っていた、のです。  

見せる収納と見せない収納、どちらも我が家にはあります。
デザイン性のあるものは見せるようにし、生活用品はなるべく隠すようにしています。  


・冷蔵庫

隠せる場所なので、右脳優位。物がすぐに見えるようにしている。  


・納戸

整然とさせたいという欲が出ていて、左脳の場所。 (若干詰め込み傾向あり…)  


・その納戸の無印の引き出しの中

細かく仕切りたくない、右脳の場所。  

・洗面所の鏡裏

隠せるので、開けた時に取り出す物が見えたら良いというスタンス。
 

・洗濯機上

デザイン性のある洗剤容器を並べて、見える収納。
 

・キッチン背面の飾り棚

もはや飾りたいだけのものを置く。映えを意識。  


などなど、自分が納得する方法を実践していますし、
「なんか違う」という感覚は脳が違和感を感じ取っていると思うので、方法を再考します。  

余談ですが、
昔ライフオーガナイザー2級を受講した際の利き脳チェックで、アウトプットが右左半々だったので、
「え、私どっちに従えばいいの?!」とその場で講師に相談したことは苦い記憶です。。
結果に捉われてしまい、柔軟な整理脳をまだ持っていなかった証拠ですね。
片付けが上手くいかない方も同じように、
「誰かがこう言ってるから、こうしないといけない」「この収納グッズがいいのか」と
片付けの方法を頭の中で固定させてしまっているかもしれません。  


某アイドルグループメンバーの利き脳は…

私は某大人気アイドルグループのファンです。
昨年のファンクラブ限定の配信で、メンバー3人が同時に腕でポーズを取っている箇所があり、
思わず腕の組み方で利き脳(アウトプット)を発見してしまいました。

現在は配信終了していますが、私はちゃっかりちゃんと記憶しました。
3人中1人は右脳優位、2人は左脳優位でした。
細かく書くと、
・右脳の1人は、確かに感覚的なものに優れているなと思います。
独特のテンポとワードセンスとマイワールドで最近TVでも笑いを取っています。
・左脳の1人は私の推しメンですが、まさに左脳!
思慮深くコツコツと取り組む努力家タイプで、理系がお得意。そしてあざとい。
・もう1人の左脳くんは、本当はどちらも持ち合わせたハイブリッド型な気がします。
好きな物事には感情を爆発させる一方で、周りにはかなり気を配るし多分緻密な算段もしている。  

こういう分析をついついしてしまうのはクセですが、特性の一部の見つけやすさでもあり、
それだけで第一印象を判断してしまいそうな危うさもありますが…
自分のちょっとした娯楽や人とのコミュニケーションにはいいかもしれませんね。  


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